バイオインダストリーの発展を産官学で総合的に推進する機関

謹啓
3月11日に発生いたしました東日本大震災により、被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
財団法人バイオインダストリー協会は、平成20年12月に施行されました公益法人改革関連法に基づき、平成23年4月1日をもって、一般財団法人に移行し、一般財団法人バイオインダストリー協会となりました。
つきましては、これを機会に役職員一同新たな心構えをもち、本財団の発展に精励いたす所存でございますので、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。
謹白
記
1. 名称
平成23年4月1日から、「一般財団法人バイオインダストリー協会」となります。
2. 所在地等
所在地、電話番号等連絡先及び金融機関口座番号については変更ありません。
3
. 権利義務
一般財団法人への移行後におきましても、法令に基づき、法人としては同一性を持って存続しております。
従いまして、既存の契約があり、かつその契約期間が平成23年4月1日を超えて継続する場合は、平成23年4月1日を以って「財団法人バイオインダストリー協会」の契約上の地位を「一般財団法人バイオインダストリー協会」に継承します。
平成23年4月1日
一般財団法人バイオインダストリー協会 専務理事 塚本 芳昭
20世紀後半、分子生物学を基礎とした遺伝子のクローニングなどバイオテクノロジーの確立に伴って、新しいバイオ産業の勃興が期待されましたが、現実には必ずしもその期待に応えるような大きな産業の流れにはなりませんでした。そもそも新しい学問が新しい産業に結びつくには相当のタイムラグがあるのが一般的ですが、この場合はあまりにも期待が先行したために、一部では逆にその熱意が失われたのも事実でした。しかし、私の個人的意見ではありますが、21世紀に入り、更に10年以上を経た現在、ようやくバイオテクノロジーを基礎とした新しいバイオ産業が発展する段階に、実際に、我々は入りつつあると思われます。
特に、生体内の分子反応の知識を生かした新しい医薬品の創出、個人個人の遺伝的背景に基づいたより適切な医薬の投与、遺伝子組み換え、あるいはマーカー選抜を基本とした新しい育種法による農業用植物の創造など、既にその成果が出ているものも数多くみられます。更には環境問題への切り札としてバイオ燃料の開発など、ようやくバイオ産業が一産業として離陸しようとしていることは明らかです。
幸いにして我が国は、発酵工業、高度な育種技術など、これらの新しいバイオ産業の基礎となる技術が既に確立されています。従って、今後、予想される世界的なこの分野での競争にも充分太刀打ちできると考えられますが、一方、アメリカなどの先進国と並んで、中国など新興国のこの分野への挑戦もあり、我が国のバイオ産業にとって、今後の状況は必ずしも楽観は許されないと思われます。このような時を迎えて一般財団法人バイオインダストリー協会(JBA)の役割は、今後ますます重要になるものと思われ、そのために私は会長として微力を尽くす決心を新たにしているところです。
平成23年4月1日
一般財団法人バイオインダストリー協会 会 長 大石 道夫