JBA会員ビジネスダイレクトリー

海外機関からの情報

会員海外機関から日本の企業等向けに発信される、各国・機関の情報一覧です。海外各国の事業会社・CRO/CMO・ベンチャー等とのビジネスや、海外進出等をご検討される際の参考にご活用下さい。

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アイオワ州経済開発機構(Iowa Economic Development)

Flag_of_IowaStateFlag_iowa.jpgIEDA_Offset_Lrg_iowa.jpgアイオワ州経済開発機構(IEDA)は、アイオワ州民、地域コミュニティ及び企業に対して経済活性化及び経済発展に向けた多種多様なプログラムとサービスを提供しております。世界をカバーする拠点を持つ州政府機関として、IEDAは、アイオワ州の製品・サービスを世界へ提供すると同時にグローバル企業がアイオワ州へ進出すること及びアイオワ州内で事業拡張を続けていくことをお手伝いしております。ホームページは、英語の記載ですので、日本語での対応は下記アドレスにいただけますと幸いです。お気軽にお問合せください。

お問い合わせ先: アイオワ州経済開発機構 駐日代表 廣瀬一郎 kinichinagako(at)yahoo.co.jp
※投資関連情報(英文)は、こちらを参照ください。
※貿易関連情報(英文)は、こちらを参照ください。

発信情報1 アイオワ州の概要
アメリカ中西部に位置するアイオワ州は、通称アメリカのハートランドと呼ばれています。北海道の2倍の面積(145,741km2)に300万人の州民が居住しています。東西をミシシッピー川、ミズーリ川に囲まれ、シカゴの西に位置しています。アイオワ州は、農畜産業(トウモロコシ、大豆、豚肉、卵など)でアメリカの中心です。そのため、全世界から食品加工企業が集結しています。それに加えて、州内経済は、多様化しております。特に先端製造業、金融サービス、バイオサイエンス分野において競合優位性を確保しております。
発信情報2 アイオワ州のバイオサイエンス産業
アイオワ州は農畜産業での成功と植物、動物、人間に関するバイオサイエンス研究力を活用して、州内でのバイオサイエンス産業クラスター構築をすすめています。アイオワ州内のバイオサイエンス企業は、スタートアップ企業からグローバル企業まで、経済成長を引き起こすイノベーションの発見に傾注しています。現在、およそ1,266の事業体がアイオワ州のバイオサイエンスイノベーションを商用化すべく努力しています。アイオワ州は、農業に関するバイオサイエンスでグローバルリーダーですが、医療機器、ワクチン、免疫療法、バイオ化学分野でも競合優位性を保持しています。

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オーストラリア ビクトリア州政府(State Government of Victoria, Australia)

VicState_map.jpgVicStateGovAust logo.jpgオーストラリア南東部に位置するビクトリア州は、オーストラリアのライフサイエンス産業を牽引する州です。同国のライフサイエンス関連研究費の40%以上がビクトリア州に投下されています。ビクトリア州は面積ではオーストラリア全体の3%にすぎませんが、経済規模、人口においてはそれぞれオーストラリア全体の25%を占める高度に産業集積の進んだ州です。
ビクトリア州政府東京事務所は1978年設立以来、日本とビクトリア州のビジネス・経済関係の強化に尽力しています。ライフサイエンス分野では、(1)前臨床および臨床段階にある州内の創薬パイプラインのご紹介、(2)ビクトリア州における新薬臨床試験の誘致・促進、(3)創薬などにおける日本の企業・研究機関とビクトリア州研究機関との共同研究の促進を支援しています。
お問い合わせ先: オーストラリア ビクトリア州政府 東京事務所 投資担当マネージャー 関 敏久(E-mail: toshi.seki(at)global.vic.gov.au

発信情報1 ビクトリア州のバイオメディカルクラスター
1)メルボルン・バイオメディカル地区 (Melbourne Biomedical Precinct)
VicState_melbourne_map.jpgビクトリア州に複数のバイオメディカルクラスターが存在しますが、その中の一つが世界的に有名なメルボルン・バイオメディカル地区です。ビクトリア州のバイオメディカルクラスターはヘルスケア・教育・医療の分野で世界トップクラスの研究成果を生み出しており、グローバル企業・団体が拠点を置いています。同クラスターの強みは、先端研究を遂行する能力ならびに技術プラットフォームへの容易なアクセスにあり、それにより患者のケア、新しい治療法、新しい医療機器の開発が可能になり、QOLを改善できます。
メルボルン・バイオメディカル地区には国際水準の医療機関・研究機関・大学が存在し、49,000人以上の従事者、7,000人の学生を抱えています。更には過去10年間に28億ドル以上のクラスターへの投資が行われています。特に(1) 感染症および免疫疾患、(2) メンタルヘルスを含むニューロサイエンス、(3) がん、(4) 小児医療、(5)健康的な加齢の領域でオーストラリアを先導しています。
同地区はメルボルン大学が拠点を構えるメルボルン市中心部に隣接しており、メルボルン大学をはじめ、The Florey Institute of Neuroscience and Mental Health、Monash Institute of Pharmaceutical Science、Murdoch Children's Research Institute、Peter Doherty Institute for Infection and Immunity、Peter MacCallum Cancer Centre、The Royal Children's Hospital、The Royal Melbourne Hospital、The Royal Women's Hospital、St Vincent's Hospital、Walter and Eliza Hall Institute of Medical Researchなどの機関が密集する、オーストラリア最重要の生命科学研究センターです。

2)クレイトンイノベーションクラスター(Clayton Innovation Cluster)
先端企業、先進医療インフラなどへのアクセスを可能にすることによって、(1) デジタルヘルス、(2) 国際教育、(3) 医療技術、(4)創薬などの事業化をサポートしています。モナッシュ大学をはじめ、オーストラリアのシンクロトロン施設、CSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構)、およびオーストラリア初の先端循環器医療研究機関であるVictoria Heart Hospitalがクレイトン地区に拠点を構えています。

3)ラトローブ研究・イノベーション地区(La Trobe Research and Innovation Precinct)
(1) 農業バイオおよび食品、(2)健康と福祉、(3)デジタルテクノロジーとサイバーセキュリティ等の分野で優れた実績とビジネス機会を創出しています。
発信情報2 【ビクトリア州での臨床試験の機会】
  • ビクトリア州は臨床試験においてもコスト・品質・迅速性などにおいて優れた環境が整っており、大手メーカーのAmgen, GSK, Ei Lilly, Roche, Pfizer, BMS, Merck、Astra Zeneca等の企業がビクトリア州での臨床試験を活発に行っております。
  • オーストラリア連邦政府の臨床試験ガイドライン、Clinical Trial Notification(CTN)の枠組みによって、特にフェーズ1などの初期段階臨床試験をすぐに始めることができ、90%以上の試験が登録後一週間以内に開始されています。
  • ファースト・イン・ヒューマンの臨床試験に関しては、審査を行う倫理委員会の開催が頻繁に行われており、試験をすみやかに開始できます。
  • 感染症新薬の臨床試験も、南半球にあるオーストラリアと北半球にある日本との異なる感染症流行タイミングを生かして、シームレスな臨床試験を実施できます。
  • オーストラリアでの臨床試験のコストは、欧米および日本でのコストと比較しても競争力があり、各種CROや研究病院などのインフラも整備されているので、高品質な臨床試験が可能です。
発信情報3 前臨床および臨床段階にある州内の創薬パイプライン
現在ビクトリア州の企業・研究機関が州内で進めている主な前臨床、および臨床試験の一覧をご覧になりたい方は、弊所投資担当マネージャーの関までご連絡ください。こちら
※臨床試験の一覧は、88ページの英文資料で、疾患(感染症、CNS、がん、呼吸器系等々)ならびに臨床試験ステージ別に色分けしてあります。

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デンマーク大使館(Royal Danish Embassy, Tokyo)

Denmark_National_flag.jpgデンマークは一昨年(2017年)日・デンマーク外交関係樹立150周年を迎えました。
デンマーク大使館では、日本へ輸出を希望するデンマーク企業をサポートしたり(Commercial Department)デンマークへの投資に興味をもつ日本企業へプロモーションを行ったり(Invest in Denmark)することで、両国の貿易関係を促進しています。
デンマークは、食品・ライフサイエンス、環境・エネルギー、ICT、海運などに強みを持っていますが、近年では、デザインシンキング(Problem Based Leaning)にも注目が集まっています。デンマークのバイオ・ライフサイエンス分野の原点は農業(ビール、チーズ、ブタ産業など)にあり、長い年月をかけビールから微生物、乳製品から酵素、ブタからインスリンや人工授精の研究へと発展してきました。デンマークのバイオ・ライフサイエンスクラスターは、そのような技術開発に基づき長い年月をかけて形成され、デンマークを酵素や、遺伝子組換え技術、糖尿病、がんといった研究における世界手的な地位に押し上げています。

お問い合わせ先: 飯田留美 rumiid(at)um.dk

発信情報1 バイオクラスター紹介
Biotechnology Innovation Organization
Denmark_cluster_map1.png■デンマークのバイオ&ライフサイエンスクラスターとその特徴
・オールボー市を中心とするユトランド半島北部地域
 - 医工連携/バイオメディカル技術:オールボー大学
・オーフス市を中心とするユトランド半島中部地域
 - 食品・バイオ/バイオメディカル/画像診断技術:オーフス大学
・オーデンセ市を中心とするフューネン地域
 - (ロボットを初めとする)介護福祉関連技術:南デンマーク大学
・コペンハーゲン地域・首都圏
 - メディコンバレー、コペンハーゲン大学、デンマーク工科大学、コペンハーゲンIT大学

Medicon Valley & Medicon Valley Alliance
Medicon Valleyは、デンマークの首都圏(Greater Copenhagen)およびスウェーデンのスコーネ地方にまたがるデンマーク最大のクラスター。ここに位置するライフサイエンス関連事業団体(企業、大学、病院、公的機関など)を統括する非営利団体がMedicon Valley Allianceです。
■主だったサイエンスパーク
ユトランド半島北部地域(NOVI Science Park)
・ユトランド半島中部地域(INCUBA)
フューネン地域(Science Park of Southern Denmark)
・コペンハーゲン・首都圏(Medicon Valley)
 - Symbion Science Park | DTU Science Park | CAT Science Park | Copenhagen Bio Science Park
発信情報2 バイオベンチャー紹介
Start-upsの情報などにつきましては、バイオクラスターの中でご紹介した、各Science Parkのサイトからもご覧いただけます。フューネン地方につきましては、こちら(Startup Odense)もご参照ください。
また、バイオ企業約70社+MedTech企業約70社を簡単に紹介したPortfolio Listをご要望の方は、rumiid(at)um.dk までご連絡ください。
発信情報3 ビジネスマッチングなど
デンマークには国内外の産学官のマッチング・連携強化を目的とした17のイノベーションネットワークがあり、業界のニーズ情報提供、セミナーやワークショップの企画などを行っています。
■バイオ・ライフサイエンスに関連するサイト
Innovation Network for Bio- and Life Science (Biopeople)
Danish Healthtech
Innovation Network RoboCluster
Innovation Network for the Food Sector (Danish Food Innovation)
Innovation Network for Biomass (INBIOM)
Lifestyle & Design Cluster
発信情報4 臨床研究・臨床実験に関して
デンマークでの臨床実験を検討されていらっしゃる際、Trial Nationにコンタクトすることにより、速やかに最適な候補施設などの提供を受けることが可能です。
Trial Nation- Clinical Trial Denmark
2012年3月にNational Biobankが設立され現在約2,500万検体が管理されています。保存されている検体は全て、長年にわたり構築されているビッグデータに紐づけされています。デンマークの研究者と連携することにより、日本企業および研究者の皆様にもこれらのビッグデータや生体サンプルへのアクセスが可能となります。
Danish National Biobank
Bio- and Genome Bank Denmark

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日欧産業協力センター

 (EU加盟28か国およびCOSMEプログラム対象国)

eu_japan_centre_logo.jpg日欧産業協力センターは、日本・EU間の産業協力の中核を担う機関として経済産業省 および欧州委員会によって1987年に設立された公的機関です。
日本・東京本部、欧州事務所、それぞれに拠点があり、日欧産業協力の架け橋となる企業支援、研修、政策関連、イノベーション協力支援等、数多くの事業を実施しております。
バイオ分野においては、欧州中小企業・クラスターの来日ミッションをはじめ、欧州事務所によるヨーロッパにおけるバイオ分野主要展示会での日本企業およびクラスターへのサポートなどを通し、ヨーロッパでのネットワークおよび各種ツールを駆使した欧州企業およびクラスターとのマッチングサービスを提供します。

発信情報1 エンタープライズ・ヨーロッパ・ネットワーク (EEN)
  • 匿名プロフィール・多業種掲載を特長とした6,000件以上のインターネット上データベースを活用し、ビジネス・技術提携あるいは研究開発パートナーを探すことができますので是非ご利用ください。
    マッチング・データーベース: https://www.een-japan.eu/ja
  • EU加盟国及びCOSMEプログラム対象国に存在するEENパートナーと呼ばれる約600の組織と連携して、データだけではない、スタッフ間の繋がりを用いたビジナスパートナー探しサービスを提供します。
  • EEN-Japan Websiteでは日本でのビジネスパートナーシップに興味のある欧州企業・団体データのみ掲載するページもご用意しております。
  • EEN主催 (共催) 欧州マッチングイベントへの日本企業・団体参加サポートおよび欧州中小企業・クラスターの来日ミッション時にあわせた日本におけるマッチングイベントの開催および共催もいたします。
発信情報2 【日欧パートナリングサポート】
  • ヨーロッパでの主要バイオ関連イベントにおいて、日本企業プロフィールのPR活動をいたします。
  • 製薬・医療関連企業のウィッシュリストに応じてヨーロッパでのシーズ探しサポートをいたします。
発信情報3 【産業クラスターヘルプデスク】
  • 日欧双方のバイオクラスターが協力関係を築くためのサポートを行います。
  • 欧州クラスター協力プラットフォーム(ECCP)の紹介
    ヨーロッパ域内外でのクラスター連携のためのハブの役割を担う国際クラスター協力支援ツールです。各EU加盟国にて活動しているバイオ関連サポート機関の検索は上記プラットフォームより可能です。日本のバイオクラスターも無料登録でき、PR・情報収集およびクラスターパートナシップ提携ツールとして利用できます。
    ※日本語資料は こちら
    ※登録手順詳細は こちら
発信情報4 【Horizon 2020 - National Contact Point (NCP)】
弊センターではヨーロッパ最大の研究・イノベーション支援プログラムHorizon 2020のナショナルコンタクトポイント(NCP) を担っております。バイオ・ライフサイエンス関連Callへ参加ご希望日本企業・団体のご相談およびサポートを承っております。
※Horizon 2020 のNational Contact Point (NCP)は こちら

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JBA会員ビジネスダイレクトリーに関するお問い合わせ
一般財団法人バイオインダストリー協会 事業連携推進部
TEL:03-6665-7950
E-mail:bd(at)jba.or.jp