セミナーイベント報告

先端バイオ技術情報提供”未来へのバイオ技術”勉強会 更新日:2017年5月18日

"未来へのバイオ技術" 勉強会 「食と味覚とエピジェネティクス~父から子へ?!脳への影響と生活習慣病」

開催日時 2017年4月27日(木)
14:00~17:00
終了後、交流会あり
会場 (一財)バイオインダストリー協会
参加人数 60名
主催 (一財)バイオインダストリー協会
協力・協賛 (公社)日本生物工学会、(公社)日本農芸化学会
備考

三坂氏は、味覚の情報処理について解説の後、モデル動物を用いた解析から見出された知見について話された。食刺激がシナプス関連タンパク質の大脳皮質味覚やでの蓄積量を変化させうること、親の食事が子供を変えてしまうこと、知らないうちに好き嫌いが生じてしまうことなど興味深い事象が紹介された。

近藤氏からは、エピジェネティクスの基礎と主な解析方法について丁寧な紹介があった。エタノール接種による影響(脂肪肝化)をポリフェノール(レスベラトロール)で抑制することについて、エピジェネティクスの視点から話された。

加藤氏は、母親の食したもの、さらには祖母が食したものが成長後に表面化する事象についてエビジェネティックな解析結果と考察を述べ、
You are what you eat.(あなたが食べるものがあなた自身を決める)
Your child is (or may be) what you eat.
(あなたが食べるものがあなたの子供を決める(かも))という諺を紹介された。

質疑応答では、過去のあやまち(=不摂生に食したもの)をなかったことするような食品開発への期待も話題となった。

   
(写真は左から、三坂 巧 氏、近藤 隆 氏、加藤 久典 氏)

【講演資料】  ※閲覧は会員限定となっております

「食育と味覚を考える~味覚刺激が引き起こす大脳皮質の変化」
  三坂 巧 氏(東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授)
 ●配布資料(PDF:1.25MB)はこちら

担当:矢田

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