バイオインダストリーの発展を産官学で総合的に推進する機関

産学交流部会

新資源生物変換研究会

目的
本研究会は、石油発酵研究会とC1微生物国内委員会が合併して、昭和63年4月に発足した。炭化水素、C1化合物、化学工業製品、バイオマス等各種の新しい資源の生物変換および環境調和・改善技術に関する基礎・開発・応用研究を促進する。
活動内容
(社)日本農芸化学会、(社)日本生物工学会と共同企画あるいは共催の形で、各学会時にシンポジウムの開催を主とした活動を行っている。

平成21年度活動

3. 日本農芸化学会との共催
「地球環境保全のための化学/生物プロセスの活用と融合」

 平成22年3月30日(火)に日本農芸化学会との共催で、シンポジウム「地球環境保全のための化学/生物プロセスの活用と融合」を開催した(座長:中島田豊先生、中野秀雄先生)。
生物的処理および化学的処理による地球環境保全要素技術を紹介し、それぞれの技術特性に応じた活用・融合のあり方について話題提供と討論を行った。参加者158名を得て活発な討論が行われ、盛況のうちに終了した。

1.「バイオマスからの燃料・化学品生産を目指した細胞工場の創製」
 近藤 昭彦(神戸大院・工・応化)
2.「細菌機能を利用した難分解性環境汚染物質分解へのアプローチ」
 永田 裕二(東北大院生命科)
3.「ソフトバイオマス系廃棄物からのバイオエタノール生産」
 高見澤 一裕(岐阜大応生・食品生命)
4.「有機溶媒耐性細菌を用いた疎水性ケミカル生産プロセスの開発」
 加藤 純一 (広島大院・先端物質)
5.「バイオマス利活用技術開発の課題」
 高岡 一栄(三井造船株式会社 技術本部)
6.「経済性評価から見た生物プロセス」
 美濃輪 智朗 (産技総研バイオマス)

 ※詳細レポートは後日掲載

sympo1 会場風景

2. JBA 新資源生物変換研究会シンポジウム
「温室効果ガス25%削減国際公約に貢献するバイオ革新技術とは」

 平成21年12月21日(月)10:00〜18:00に、東京大学農学部弥生講堂(東京都文京区)において、(財)バイオインダストリー協会 新資源生物変換研究会の主催で、シンポジウム「独立栄養的代謝の産業応用的基軸」を開催した。
 生物多様性を維持しつつ、温暖化防止を含む地球環境の持続的維持は、京都議定書を起点にして、温室効果ガス25%削減という日本の国際公約により、今や、ポスト京都議定書(2013年以降)に向け、積極的かつ緊急性をもつ課題である。
 京都議定書に参加しなかったアメリカや新興国(中国やインドなど)も含む全地球規模の取り組みは、12月のコペンハーゲンでの国際会議に向けて、7月のイタリアでのサミットでの「産業革命以(1750年)の水準から世界全体の平均気温の上昇が2度を超えない」という世界共通指標のもと、日本の革新的な環境バイオテクノロジー技術への期待は急カーブで高まっている。 この期待に応え、温室効果ガス25%削減という日本国際公約の実現に向け、革新的バイオ技術を結集したシンポジウムを開催した。
 参加者155名を得て盛会のうちに終了した。

 ※詳細レポートはこちら→(PDF 849KB) (H22.3.4更新)

sympo1 sympo2

1. 平成21年9月25日(金)に日本生物工学会との共催で、シンポジウム「独立栄養的代謝の産業応用的基軸」を開催した。

 

当日のレポートは こちら→ をご覧下さい。

平成20年度活動

平成20年8月28日(木)に日本生物工学会との共催で、シンポジウム「バイオマスを骨までしゃぶる新技術(資源循環の観点より)」を開催した。

演題

1)炭素利用:エタノール発酵、乾式メタン発酵、バイオディーゼル生産
  • 「建設廃木材からの燃料用エタノール製造」
       金子 誠二 氏(バイオエタノール・ジャパン・関西)
  • 「固形有機物の乾式メタン発酵分解について」
       益田 光信 氏(藤沢ハイトラスト)
  •  
  • 「酵素法バイオディーゼルプラントについて」
       野田 秀夫 氏(関西化学機械製作、Bio-energy)
  • 2)窒素利用
  • 「乾式アンモニア・メタン二段発酵処理」
       西尾 尚道 氏(広大院・先端)
  • 3)S利用
  • 「太陽光とイオウ循環を利用した水素の製造」
       
  • 田路 和幸 氏(東北大院・環境科学研究科)
    4)P利用
  • 「耐熱性ポリリン酸キナーゼを用いたリン酸化合物生産のプラットフォーム構築」
       
  • 黒田 章夫 氏(広大院・先端)

     平成21年3月28日(土)に日本農芸化学会との共同企画で、シンポジウム「環境調和型微生物工場のデザインテクノロジー」を開催した。
      今日では、発酵法やバイオテクノロジーを用いた有用物質生産において、その原料に未利用バイオマスを有効活用することや生産プロセスでの省資源・省エネルギー化など、環境負荷低減型生産の構築は正に最重要課題となっている。
     そのような「環境調和型」微生物工場の構築を目指して、さまざまな先端ゲノム工学や分子進化工学、そしてシステム生物学的アプローチが駆使され、現在、バイオリファイナリーをはじめとした新しい微生物バイオ産業が実用化に向かって進展しつつある。
     本シンポジウムでは、そのような微生物工場の構築に必要な基盤技術やその応用に関する最新研究事例について紹介いただき、理想とする微生物工場をデザインし創造するために更に開発すべき技術やこの研究分野の将来展望について議論した。

    演題
    1.「はじめに」
        安枝 寿 氏 (味の素)
    2.「不均衡変異導入法を利用した微生物育種の最前線」
        釘宮 理恵 氏 (ネオ・モルガン研究所)
    3.「ゲノムから細胞創生に向けた合成バイオロジーの流れ」
        板谷 光泰 氏 (慶応大・先端生命科学)
    4.「乳酸ポリマー生産用微生物工場の開発」
        田口 精一 氏 (北大院・工)
    5.「水素利用バイオプロセスによる環境調和型物質生産の検討」
        西原 宏史 氏 (茨城大・農)
    6.「組換え大腸菌による糖からの芳香族化合物前駆体2-deoxy-scyllo-inosose(DOI)の 高効率生産システム」
        高久 洋暁 氏 (新潟薬大・応生科)
    7.「総合討論/おわりに」
        松山 彰収 氏 (ダイセル化学工業)

    平成19年度活動

    平成19年9月25日(火)に日本生物工学会との共催で、シンポジウム「バイオテクノロジーによる循環型産業の新展開と問題点」を開催した。

    演題
    1.「アミノ酸発酵研究の最前線」
       安枝 寿 氏(味の素)
    2.「日本発の技術としての発酵研究で地球を救おう」
       穴澤 秀治 氏(協和発酵)
    3.「三菱化学のバイオプロセス開発事例の紹介と今後の展望について」
       上田 誠 氏(三菱化学)
    4.「バイオテクノロジーの応用開発における問題点と新展開」
       野田 秀夫 氏(バイオエナジー)
    5.「微生物産生ポリエステルの実用化に向けて」
       松本 圭司 氏(カネカ)
    6.「嫌気性塩素呼吸細菌によるPCE汚染バイオオーギュメンテーションと
     統一ガイドライン」
       倉根 隆一郎 氏(クボタ)
    パネルディスカッション: 「バイオテクノロジーの応用開発の課題と解決」

    平成20年3月29日(土)に日本農芸化学会との共同企画で、シンポジウム「バイオマスにもあるC1化合物:バイオ技術による温室効果ガス排出削減にむけて」を開催した。

    演題
    1.「地球環境中におけるメタンの動態と農業生産圏からの排出」
       八木 一行 氏(農業環境技術研)
    2.「水田からのメタン発生に関わる微生物」
       浅川 晋 氏(名古屋大)
    3.「有機性廃棄物のメタン発酵とバイオリアクターの菌叢」
       上野 嘉之 氏(鹿島建設)
    4「植物ペクチンからのメタノール放出」
       間藤 徹 氏(京都大学)
    5.「リグニンからのC1化合物放出の可能性」
       松本 雄二 氏(東京大学)
    6.「植物表層でメタンやメタノールを食べるC1微生物とその生理・生態」
       阪井 康能 氏(京都大学)

    平成18年度活動

    平成18年9月12日(火)に日本生物工学会との共催で、シンポジウム「資源循環型産業・社会構築とバイオインダストリー」を開催した。

     

    演題

    1.「バイオマス資源の有効利用を展望する−いつ?どこで?どのように?」
    2.「資源循環型産業・社会の構築に向けて−乾式アンモニア・メタン発酵の活用」
    3.「動脈産業の根幹を支える宿主細胞創製に向けて(枯草菌MGFの開発)」
    4.「バイオリファイナリー:早期産業化へ向けて」「化学品生産に適した生体触媒、
    微生物工場とは?」
    5.「バクテリアの多様性」
    パネルディスカッション: 「資源循環型産業のボトルネックとブレークスルー」

     平成19年3月27日(火)に日本農芸化学会との共同企画で、シンポジウム「バイオテクノロジーを活用した環境産業の創出」を開催した。

    演題
    1.「好気性グラニュールによる排水処理の展望と問題点」
    2.「資源循環システムとしての生ゴミからのポリ乳酸の生産と問題点」
    3.「廃水バイオマスからの直接電力を取り出す微生物燃料電池組み込み型水処理法の開発」
    4.「木質バイオマス変換利用の新展開と問題点」
    5.「微生物集団の制御に向けた種間相互作用ネットワークの理解」
    6.「メタン発酵の新展開と構成微生物」

    →◆平成17年度以前の実績報告


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