日 時 |
2012年 3月 15日(木)13:30〜17:15
(終了後、交流会17:15〜) |
会 場 |
(一財)バイオインダストリー協会(JBA) 第1会議室→〔MAP〕
東京都中央区八丁堀2-26-9 グランデビル8F
アクセス:
・地下鉄日比谷線「八丁堀」A4出口 徒歩1分
・JR京葉線「八丁堀」B1出口 徒歩4分
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主 催 |
(一財)バイオインダストリ−協会
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| 【 プログラム 】 |
13:30〜13:40 |
開会の挨拶
関東経済産業局 |
13:40〜14:30 |
「次世代シークエンサーを用いたヒトマイクロバイオーム研究」
服部正平氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科 オーミクス情報センター教授)
1,000菌種以上からなる複雑で多様なヒト腸内細菌叢は宿主であるヒトの健康と病気に密接に関わる。近年、腸内細菌叢が炎症性腸疾患、糖尿病、肥満、メタボリック症候群、動脈硬化症等の様々な疾病の発症に関係することが示され、全身的な疾患発症の根幹に存在するという考えが今日浸透して来ている。本セミナーでは、次世代シークエンサーを用いた細菌叢研究の最新情報、細菌叢と疾患との関係、また国際的な動向について解説する。 |
14:30〜15:20 |
「腸内細菌とヘルスケア〜特にビフィズス菌による生体防御機構の解析〜」
大野博司氏((独)理化学研究所 横浜研究所 免疫・アレルギー科学総合研究センター 免疫系構築研究チーム チームリーダー)
われわれの腸内には100兆個以上もの細菌が共生している。この腸内フローラは宿主との相互作用によりユニークな「腸生態系」を構築している。この腸生態系の理解無くしてわれわれヒトの生理、病理の完全な理解はない。しかし従来の研究は細菌あるいは宿主片方のみの解析がほとんどであり、両者の相互作用を総合的に解析・理解しようとする試みは皆無に近かった。そこで演者らは腸生態系の包括的な理解に向けて、ゲノミクス、トランスクリプトミクス、メタボロミクスなどを統合したマルチオーミクス手法の応用を考案した。
ヒト腸内常在細菌の一種であるビフィズス菌は、プロバイオティクスの1つとして知られている。無菌マウスに前もってビフィズス菌を投与しておくと、その後の腸管出血性大腸菌O157による感染死を抑止できることが知られていたが、その分子メカニズムは不明であった。われわれは、マルチオーミクス統合解析法により、ビフィズス菌の産生する酢酸が腸粘膜上皮の抵抗力を増強することで、マウスのO157感染死を予防することを明らかにした。また、酢酸合成を亢進するビフィズス菌の遺伝子の同定にも成功した。この結果は、マルチオーミクス手法が複雑な宿主-腸内細菌相互作用の解析に効果的であることを証明するとともに、プロバイオティクスの作用メカニズムの一端を初めて明らかにしたものである。
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15:20〜15:30 |
休 憩 |
15:30〜16:20 |
「腸内細菌を使った免疫系モデュレーション」
本田賢也氏(東京大学 大学院 医学系研究科 免疫学講座 准教授)
腸内細菌と常に接する腸管粘膜は、非常にユニークな免疫システムを形成している。中でも、インターロイキン-17を高産生するT細胞サブセット(“Th17細胞”)や、制御性T細胞(“Treg細胞”)が、消化管粘膜に恒常的に多数存在することが知られている。
我々は無菌マウスを検討することで、腸内細菌の存在が、Th17細胞・Treg細胞それぞれの分化に必須であることを見出した。さらにどのような腸内細菌がそれら免疫細胞を誘導するのかを検討した結果、Th17細胞分化を誘導する腸内細菌としてセグメント細菌(segmented filamentous bacterium, SFB)を、Treg細胞分化を誘導する腸内細菌としてクロストリジウム属細菌を同定した。
Th17細胞・Treg細胞はともに、自己免疫疾患や感染症に深く関わる細胞である。我々の研究結果は、こうした疾患への治療に応用できる可能性がある。
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16:20〜17:10 |
「腸内細菌と多発性硬化症〜食の欧米化とヘルスケア〜」
山村 隆氏((独)国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 免疫研究部長)
中枢神経系の難病「多発性硬化症(MS)」は、遺伝と環境の両者が密接に関わって発症する自己免疫疾患である。近年、生活習慣の欧米化と連動するように、我が国でMSの患者数が増加している。その背景に、食生活の変化に伴う腸内細菌叢変化、それに関連する免疫制御システムの変調が関与する可能性がある。本講演ではMSと腸内細菌の関係についてさまざまな角度から検討し、MSの予防法や治療法について議論する。
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17:10〜17:15 |
閉会の挨拶
一般財団法人 バイオインダストリー協会 |
17:15〜 |
交流会 |
| 【 参加方法 】 |
参加費 |
セミナー参加費:無料、交流会参加費:1000円(税込)
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お申込 |
終了いたしました。ありがとうございました。 |
お問合せ |
〒104-0032
東京都中央区八丁堀2-26-9 グランデビル8階
(一財)バイオインダストリー協会 首都圏バイオネットワーク事務局
担当: 田中・青木
E-mail:mbn-seminar@jba.or.jp (※@を全角で記載しています)
TEL:03-5541-2731 |