Activity Report 2021
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■ 創薬モダリティ基盤研究会 多様化する創薬プロセスの変革を鑑み、新規創薬のために必要な基盤技術群の構築と充実に寄与することを目的として、2019年11月から本研究会活動を開始しました。本研究会活動を通じて、国内アカデミア・企業に点在・散見される技術群が、有効に活用され、円滑に開発・上市し得るための創薬エコシステムの確立・整備を目指しています。通年の活動は、①専門家によるWG活動、②広報・講演・啓発活動、③政策・提言に向けた活動、の3つの柱を活動として進めています。2020年度は、本研究会活動の中心であるWG活動では、次世代抗体、核酸医薬、遺伝子細胞治療の他に、新たに新治療技術を加え、4つのモダリティについて活動を進めました。各WGでは、10年後に国内企業がグローバルに活躍しているためのビジョン構築とロードマップ作成等について議論しました。広報・講演・啓発活動では、2019年度活動報告をB&Iに掲載し、各WG活動からの提案によるweb講演会を数多く開催し、技術・規制等についての情報入手を進めました。政策・提言活動としては、国の「バイオ戦略」を推進するJABEXとの会合を設け、連携を開始しました。宮澤 陽夫 氏東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)■ ヘルスケア研究会 社会の高齢化に伴い、健康寿命の延伸および医療費の抑制が求められており、健康状態を維持または改善するヘルスケアへの取組みが重要になっています。このような背景の下、本研究会では多種多様なヘルスケア事業を志向し展開するJBA会員企業相互の情報共有、共通課題への対応を通じ、ヘルスケア分野における研究技術開発の推進および新規産業の創出・発展に寄与することを目的として活動しています。2020年度は、①セミナー・講演会を動画配信/オンライン開催し、ヘルスケア全般に関する話題を提供しました。②健康状態を評価する「ものさし(指標)」の作成を目指してワーキンググループにより議論しました。これまでの活動をベースに、今後は政策提言、国家プロジェクト設立に向けた活動を展開する予定です。■ 機能性食品研究会 国民の健康労働寿命の延伸と健康食品産業のグローバル展開への貢献を目指し、講演会などの勉強機会や会員相互の意見交換の場を通じて、「食品」に関わる法律・制度の見直しに向けた提言、要望を行っています。食品産業のイノベーションと新ビジネスの創造につなげるために、2020年度は保健機能食品の制度改訂を視野に入れた議論を研究会で行い、JABEXとも連携し、規制改革ホットラインへ6件の提言・要望を提出しました。また、勉強機会の場として「保健機能食品制度を中心とした健康食品に関する行政動向」、「わが国の食品の保健機能表示の変遷と課題」、「医療従事者への食の教育の現状と、これから先の目指す方向」、「次世代の機能性食品を知る」をテーマに講演会を開催しています。■ バイオエンジニアリング研究会 エンジニアリングの視点から、食品・医薬品等バイオ関連製品の製造プロセスにアプローチしています。2020年度は、オンライン講演会を2回実施し、BioJapan出展者プレゼンテーション(COVID-19関連検査薬、ワクチンから治療薬まで~国内医薬品製造エンジニアリングの総合的な最適解を考える)を行いました。このほど2030年を見据えたビジョンとミッションを明確にし、新機軸を盛り込み、新体制を構築しました。多くの新規会員を迎え、ビジネスに直結した情報共有・交流を強化し、更なる活性化を図っていきます。木村 正伸 副会長久保庭 均 会長和田 猛 副会長(東京理科大学)(中外製薬㈱)(タカラバイオ㈱)会長松岡 克典 氏(産業技術総合研究所)会長■研究会6先端技術情報発信1Advanced Biotechnology AgoraJBA _ Activity Report 2020Advanced Biotechnology Agora藤井 智幸 氏(東北大学)会長

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