Activity Report 2021
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■ グリーンバイオ イノベーション フォーラム(GIF) グリーンバイオ系4研究会(発酵と代謝、アルコール・バイオマス、新資源生物変換、植物バイオ)のアドバイザリーボードとして、4研究会および外部団体・異分野との連携を推進し、バイオエコノミー社会の実現に貢献することを目指しています。2020年度は、脱炭素社会、プラスチック資源循環、バイオ戦略をテーマとしたセミナー・勉強会を企画・開催したほか、バイオマス・合成生物学分野の産業育成を推進するオーストラリア・クイーンズランド州政府の取組みを紹介しました。■ 新資源生物変換研究会 C1化合物、バイオマスなど新しい資源の生物変換、および環境調和・改善に関する技術開発の促進に向けた活動を行っています。2020年度は、オンラインで日本農芸化学会2021年度仙台大会シンポジウム「タンパク質生産の実用化に向けた産学官の挑戦」(3月20日)を開催しました。■ 植物バイオ研究会■ GIF世話人代 表/石井 正治 氏副代表/大西 康夫 氏/阪井 康能 氏    矢崎 一史 氏/小川  順 氏阪井 康能 氏(京都大学)会長石井 正治 氏(東京大学)大西 康夫 氏(東京大学)会長■ 発酵と代謝研究会 微生物の代謝・機能を活用した産業の創出に向けて活動しています。2020年度は、オンラインで研究会メンバーを対象とした勉強会「バイオ×デジタルの融合による生命現象の理解の深化と発酵研究への新展開」(12月25日)、および公開講演会「さまざまな視点から『発酵と代謝』研究をあらためて考える」(3月10日)を開催しました。矢崎 一史 氏(京都大学)会長 植物バイオ研究会は植物利用産業の重要性が再認識されてきたことを踏まえ、植物を利用する新しい生産技術の可能性とその実用化における課題に産学官が連携して取組むことを目指して、2015年に発足しました。2020年度は研究会・JBA会員を中心としてオンラインで、第1回勉強会「植物を利用した有用物質生産の社会実装に向けて(再分化とゲノム編集)」(10月22日)、第2回勉強会「ポストコロナ時代の植物バイオ ~植物バイオによる抗ウイルス~」(12月24日)を開催しました。■ アルコール・バイオマス研究会 アルコール工業およびバイオマス生産・利用に係る産業の発展に向けた活動を行っています。2020年度は、オンラインで、第19回バイオマス部会・研究会合同交流会「バイオマスエネルギーの社会実装」(11月13日)、公開シンポジウム「with/afterコロナ時代におけるアルコール・バイオマス産業の展望~感染拡大による酒造業界への影響とその対応、カーボンニュートラル・資源循環に向けた技術展開~」(3月16日)を開催しました。バイオテクノロジーが貢献する広範な応用分野をカバーする研究会の活動技術シーズ・プレシーズの発掘から社会実装までを分野横断的にカバーするセミナーの開催最新技術を産業化に結び付けるための研究開発プロジェクトの創出および運営活動を主として会員向けに実施しています。会長7123Advanced Biotechnology AgoraJBA _ Activity Report 2020

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