i5 rtStropeRytivitcA_ABJ5202ymonoceoBygeta・・・・・・・・・・・・Bioeconomy Strategy横断的施策バイオものづくりフードテック医療・ヘルスケア JBAは、バイオ関連企業の代表が集う日本バイオ産業人会議(JABEX)や、東京圏におけるバイオ産業の産学官ネットワークであるグローバルバイオコミュニティのGreater Tokyo Biocommunity(GTB)の事務局業務を担当し、国内外の様々な産学官組織と連携し、バイオエコノミー戦略の推進に取り組んでいます。 JBA/JABEXは、各ステークホルダーと連携したバイオエコノミー戦略の着実な推進と、情報収集・政策提言の強化を2024年の活動方針として掲げて取り組んできました。 政策情報セミナーやBioJapanでの主催者セミナーの開催による情報発信、高等専門学校生を対象としたSDGs動画コンテストの開催、国の研究機関やバイオ関連団体との意見交換、バイオサイエンス推進議員連盟の総会における産業界側の取りまとめ、年2回のJABEX総会開催によるJABEX会員と府省庁の定期的な対話機会の設定等、様々な活動を継続してきました。 特に、2024年は、2019年に策定された旧バイオ戦略改定の年であったため、バイオエコノミー戦略の改定に向けた政策提言活動に注力をしました。 JABEXはJBA、GTBとの協働で、バイオエコノミー戦略の改定にあたり、3者連名提言を発出しました。その提言は内閣府や関連の省庁へ提出すると共に、2024年4月4日に、バイオサイエンス推進議員連盟の総会での発表、記者発表の開催、JBA/JABEX/GTBの各ホームページに掲載をしました。 提言の策定にあたり、JABEX自主会合メンバーによる市場領域ロードマップの見直し作業や意見集約、JBAの研究会やGTBのワーキンググループとの意見のすり合わせを行うなど、協働して取組みを進めました。 バイオエコノミー戦略に紐づく市場領域ロードマップの見直しでは3回のヒアリング会が開催され、内閣府や関連省庁、(一社)日本経済団体連合会や(一社)産業競争力懇談会、および関連企業やアカデミアが一堂に会し、市場領域ごとに意見交換を実施しました。 ヒアリング会やバイオサイエンス推進議員連盟の総会での発表を通じて、国会議員や府省庁、関連団体や企業・アカデミアに対して、3者連名提言の内容を直接訴求し、また記者発表開催によるメディアでの記事化やホームページでの公開により、提言が多くのステークホルダーに広く周知されるよう活動を行いました。 提言内容は2024年6月に改定されたバイオエコノミー戦略の随所に反映されています。 バイオエコノミー戦略は2019年の旧バイオ戦略策定当初より、「2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現」を目標としており、JBA/JABEXでは前述の各種活動を通じて、目標達成に向けた取組みを産学官協働で推進しています。 ■日本のバイオエコノミー戦略の進捗■JBA/JABEX/GTBによる3者連名提言の発出、市場領域ロードマップの見直し領域提言項目基礎研究の充実と国家プロジェクトにおける社会実装の加速バイオコミュニティへの支援データ連携・利活用の実務面における統一的活動の必要性国家主導でのバイオ由来製品の市場環境の整備バイオものづくりを下支えする生産基盤整備とそれに資する人材育成バイオものづくりのための早急な原材料確保フードテックを国家戦略として明記社会実装を見通せる仕組みを構築基礎研究を行う大学・研究機関の強化とスタートアップ支援アカデミアからスタートアップまでの初期研究開発体制の強化国内治験環境の整備・強化バイオ医薬品製造人材の育成、人材流動化の促進2019年の戦略策定以降、戦略のアップデートを毎年実行世界と伍したバイオコミュニティの構築施策を戦略的に展開■JBA/JABEX/GTB 3者連名提言の概要JBA 名誉理事長(バイオサイエンス推進議員連盟の総会にて)※バイオエコノミー戦略については内閣府のホームページをご参照ください。https://www8.cao.go.jp/cstp/bio/index.htmlバイオエコノミー戦略の推進社会課題の解決と持続可能な経済成長の両立に向けて
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