JBA_Activity Report_2025
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小川 順 氏京都大学 教授研究開発WG代表安原 貴臣 氏アサヒクオリティーアンドイノベーションズ㈱会長阪井 康能 氏京都大学 名誉教授会長大西 康夫 氏東京大学 教授会長葛城 俊哉 氏三菱ケミカル㈱社会実装WG代表矢□ 一史 氏京都大学 名誉教授会長6先端技術情報発信Advanced Biotechnology AgoraJBA _ Activity Report 2025Advanced Biotechnology Liaison■ 研究会1バイオものづくりフォーラム■ 新資源生物変換研究会 C1化合物、バイオマスなどの活用に関する技術開発促進に向けて活動しています。 2024年度は、5月に「高効率蛋白質改良とナノドロップレットスクリーニング」、1月に「オートファジー研究と応用の最前線」の勉強会を開催しました。 また、生物工学会大会にて資源循環型社会を導く新しい生物変換に関するシンポジウム、農芸化学会大会で新資源を考えるパネルディスカッションを開催しました。■ 植物バイオ研究会■ 発酵と代謝研究会 微生物の代謝・機能を広く活用した産業の創出に向けて活動しています。 2024年度は、7月に研究会メンバーを対象とした第1回勉強会「細胞外小胞研究の最前線」を、12月に第2回勉強会「微生物共生研究の最前線」を、3月に公開講演会「さまざまな視点から『発酵と代謝』研究をあらためて考える(5)」を開催しました。 植物の特徴を活かした新たな生産技術の可能性と実用化について、産学官が連携して取組み活動しています。 2024年度は7月に「効率的な二次代謝産物生産における制御技術の進展」、2025年2月に「光合成を利用するエネルギー生産」をテーマに勉強会を開催しました。 12月には「高CO2や高温適応等の環境変化に対応する植物応答とその産業への応用の可能性 」をテーマに公開講演会を開催しました。■ アルコール・バイオマス研究会◆ 社会実装ワーキンググループ(WG) アルコールおよびバイオマスの生産・利用に係る産業の発展に向けて活動しています。 2024年度は、8月に研究会メンバーによる勉強会「バイオマス利活用の現在地」、11月に栃木県バイオマス利活用施設見学会、12月にバイオマス関連のJBA外の部会との交流会・見学会、1月には公開シンポジウム「サーキューラー・バイオエコノミーの現在地」を開催しました。 バイオものづくり分野における研究開発成果を社会に実装するための活動を加速するために2024年に立ち上げました。 2024年度はスタートアップ企業を中心に本分野へのサービスを提供している会社を紹介するセミナーを7回開催し、また、最新政策を紹介する政策情報セミナーを開催しました。 今後、本分野の共通課題の勉強会を順次立ち上げながら、その課題を解決するための活動を産学官と強く連携して進めていきます。◆ 研究開発ワーキンググループ(WG) 発酵と代謝研究会、アルコール・バイオマス研究会、新資源生物変換研究会、植物バイオ研究会の4研究会を統合して活動していたグリーンバイオイノベーションフォーラム(GIF)を、2024年度に本WGに改組しました。 2024年度の主な活動として、「切り込み型提案活動」の一環でJBA/JABEX/GTB3者連名提言の策定に貢献しました。 2025年度は、各研究会で行ってきた従来の取組み(勉強会、講演会、見学会等)を継続しつつ、社会実装WGとの連携活動を本格稼働します。

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