JBA_Activity Report_2025
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tropeRytivitcA_ABJ9rli 5202aogAygoonhcetoBdecnavdA3■ 研究開発プロジェクト3 創薬モダリティ基盤研究会の核酸医薬WG活動(東京理科大学 和田 猛 教授)における「核酸製造に関して国プロジェクト化の必要性がある」との議論を起点とし、2021年度から本研究開発事業を5年間の計画で開始しました。 総代表機関は東京理科大学(和田 猛 教授)、代表機関として東京科学大学(横田 隆徳 教授)および千葉工業大学(坂本 泰一 教授)、その他6企業とJBAが参画する複合型プロジェクトです。 研究課題名の革新的次世代核酸医薬(Innovative Next Generation of Oligonucleotide Therapeutics)から「INGOTプロジェクト」と呼称しています。 JBAは、東京理科大学および千葉工業大学の再委託を受け、東京理科大学の野田キャンパス内に設置した集中研において、 炭素循環型社会の実現と持続的経済成長に資するバイオものづくりの基盤となる次世代生産技術の開発事業が進められています。 本事業では、新たなバイオ資源の拡充や工業化に向けたバイオ生産プロセス、および生産条件と育種等の関連付けが可能となる統合解析システムの開発によってバイオファウンドリの基盤を整備し、バイオ由来製品の社会実装の加速とバイオ2024年度は、栃木県のバイオマス産業都市である茂木町とさくら市の取組みを視察しました。地域の廃棄物や資源作物であるエリアンサスの活用状況を、施設運営者や研究者から説明をしていただきました。分担研究課題である核酸医薬品の製造・精製技術、分析技術の研究開発を実施するとともに、集中研の管理、運営、さらに広報活動、知財戦略などを担当しています。 2024年度は、JBA機関誌「バイオサイエンスとインダストリー」(B&I)に『AMED「RNA標的創薬技術開発事業」から創薬を目指して』と題した連載記事を掲載し、合本を作製して本事業の広報活動を行いました。 (B&I掲載期間:Vol.81 No.4〜Vol.82.No.4)また、研究者からの依頼に応じて、特許調査等を行い側面からの支援を実施しました。 最 終 年 度であ る 2 0 2 5 年 度 は 、研 究 開 発 の 加 速と、BioJapan 2025スポンサーセミナーなどでの成果の広報活動を予定しています。エコノミーの活性化への貢献を目指します。 JBAは事務局として、本テーマの研究・知財・実用化に関する戦略策定・推進を支援しています。 また2022年度より本プロジェクト全体の広報活動も担当し、プロジェクトの開発技術やバイオファウンドリなどの取組みを紹介する技術集の配布やWebサイトではバイオものづくり人材育成などの新着情報も公開しています。経済産業省/AMED 2021年10月〜2025年度経済産業省/NEDO 2020〜2026年度■ 次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(RNA標的創薬技術開発) 「革新的次世代核酸医薬」■ カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発/  データ駆動型統合バイオ生産マネジメントシステム(Data-driven iBMS)の研究開発アルコール・バイオマス研究会見学会https://www.jba.or.jp/b-production/茂木町有機物リサイクルセンター 美土里館さくら市エリアンサス圃場エリアンサス ペレットボイラー

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