Activity Report 2020
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■ 創薬モダリティ基盤研究会(新設) 近年の製薬企業各社の開発情報からは、従来抗体等ばかりでなく、次世代抗体医薬・核酸医薬・遺伝子細胞治療・再生医療・デジタル医療など、新たなモダリティにおける研究が活発化してきています。国内でこれらの新しい技術を用いた創薬・治療を結実させるためには、多彩な関連技術やパートナーなどの創薬エコシステムが不可欠です。国内モダリティ基盤技術群の構築と充実を目指し、2019年11月より本研究会活動を開始しました。 本研究会は、会長の中外製薬㈱顧問 久保庭均氏、副会長の東京理科大学教授 和田猛氏、副会長のタカラバイオ㈱取締役 木村正伸氏の3名の役員により運営され、事務局が補佐する体制にて進めています。 11月のキックオフ会議には、参加者が当初の予想を超え170名を超えるなど、多くの企業の皆さまから高い関心を寄せていただいています。宮澤 陽夫 氏(東北大学未来科学技術共同研究センター)■ ヘルスケア研究会 社会の高齢化に伴い、健康寿命の延伸および医療費の抑制が求められており、健康状態を維持または改善するヘルスケアへの取組みが重要になっています。このような背景のもと、本研究会では多種多様なヘルスケア事業を志向し展開するJBA会員企業相互の情報共有、共通課題への対応を通じ、ヘルスケア分野における研究技術開発の推進および新規産業の創出・発展に寄与することを目的として活動しています。2019年度は、①セミナー・講演会を開催し、ヘルスケア全般に関する話題を提供しました。②Mother’s Sense City / Home(見守り機能を持った街 / 住まい)の構築を想定したビジネスモデルをワーキンググループにより議論しました。これまでの活動をベースに、今後は政策提言、国プロジェクト設立に向けた活動を展開する予定です。■ 機能性食品研究会 国民の健康労働寿命の延伸と産業振興への貢献を目指し、研究会を通じて会員の勉強機会や相互の意見交換の場を提供し、「食品」に関わる法律・制度の見直しに向けた提言やパブコメへの意見提出を行っています。食品産業のイノベーションと新ビジネスの創造につなげるため、2019年度は、一企業では解決を図ることが難しく、業界一丸となって議論すべき機能性食品産業界の中期テーマについて、保健機能食品に係る要望書の提出を視野に入れ議論しました。また、勉強機会の場として「Water Biology 生命にとって大切な水」、「先進技術と食の研究とのコラボレーション」、「日本食の良さ 日本のご当地食材のもつ有用な機能」、「健康食品のグローバル展開」をテーマに講演会を開催しました。■ バイオエンジニアリング研究会 エンジニアリングの視点からバイオ関連の製品・製造プロセスにアプローチしています。2019年度は、講演会(バイオ医薬品の連続生産の現状と課題)、工場見学会(㈱カルティベクス新潟工場)、バイオジャパン展示会プレゼンテーション、公開講演会・パネルディスカッション(バイオxAI)を行いました。藤井 智幸 氏(東北大学)工場見学会(㈱カルティベクス新潟工場)参加者木村正伸 副会長久保庭均 会長和田猛 副会長キックオフミーティング会場会長(東京理科大学)(中外製薬㈱)(タカラバイオ㈱)会長松岡 克典 氏((国研)産業技術総合研究所)会長■研究会バイオテクノロジーが貢献する広範な応用分野をカバーする研究会の活動  、技術シーズ・プレシーズの発掘から社会実装までを分野横断的にカバーするセミナーの開催  、最新技術を産業化に結び付けるための研究開発プロジェクトの創出および運営活動  を主として会員向けに実施しています。6先端技術情報発信1123Advanced Biotechnology AgoraJBA _ Activity Report 2020Advanced Biotechnology Agora

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