研究会活動

知的財産委員会

本委員会は、研究成果の権利保護に関する国内外動向を把握し、産業界の声を的確に集約した政策提言を行うことを主目的に、平成元年に設置された知的財産分科会が前身となります。その後、平成20年に知的財産委員会に呼称変更し、他のライフサイエンス関連団体と協調しながら、知的財産戦略本部事務局や総合科学技術会議事務局、特許庁等の調査会や委員会への支援の実施まで活動の拡大を図りました。2016年における食品の用途発明を認める審査基準改訂は、これらの取り組みにおける成果の一つと言えます。企業会員である委員各位とともに、知財権の強化と活用、事業化促進に関わる調査研究活動や知財関連講演会・セミナーの開催等を通じて、会員企業の知財活動を側面から支援する活動を行っております。

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委員長 秋元 浩
(知的財産戦略ネットワーク(株)代表取締役社長)

委員長

秋元 浩 氏(知的財産戦略ネットワーク(株)代表取締役社長)

目的と活動内容

以下の活動を通じて会員企業の知財活動を支援することを目的とします。

  1. 産業界の窓口として特許庁との意見交換や提言活動
  2. 知的財産権強化や知財の活用、イノベーション推進に関わる自主研究活動
  3. 知財関連講演会・セミナーの開催等による知財関連情報の提供、委員啓発活動

今年度活動予定

  1. 医薬WG、食品WGによる調査研究の実施、成果の対外報告
  2. 外部専門家によるセミナー、ヒアリングの実施
  3. 特許庁、日本弁理士会等との意見交換会の適宜開催

委員会メンバー

委員長

秋元 浩 氏(知的財産戦略ネットワーク(株)代表取締役社長)

委員所属企業(2022年度時点)

  • 医薬ワーキンググループ(WG) 製薬関連企業7社
  • 食品WG 食品関連企業5社

前年度活動

(1)調査研究活動テーマ

  1. 医薬WG:「日本製薬企業が参画するデジタル治療アプリ事業に関する知財的考察」
  2. 食品WG:「昆虫食を中心とした代替タンパク技術の現状」

(2)外部専門家によるセミナー

外部専門家による以下のセミナーをWEB開催した(一部委員会限定)。

  1. 2021年9月9日
    「デジタルテクノロジーの進展と医療ヘルスケアのパラダイムシフト(データ駆動型ヘルスケアの実現に向けて)」
    (Meiji Seikaファルマ(株)経営企画部 デジタル推進グループ長 佐々木 隆之 氏)
  2. 2021年12月3日
    「代替たんぱく源としての昆虫の利用可能性と今後の研究開発動向」
    (FUTURENAUT株式会社 取締役CTO、高崎経済大学 教授 飯島 明宏 氏)
  3. 2022年1月26日
    「特許情報を活用したSDGsに貢献する技術の見える化」
    ((一財) 日本特許情報機構 専務理事 小林 明 氏)

(3)報告会

2022年4月20日に、2021年度調査研究成果を対外報告する知的財産委員会報告会をWEB開催し、後日、講演動画と報告資料とを協会ホームページから公開した。

お問い合わせ・入会方法

本委員会に関するお問合せは、以下宛先までお願い致します。ご入会に関するお問合せも、随時受付けております。

お問い合わせ

(一財)バイオインダストリー協会
知的財産委員会事務局 村山
TEL/FAX:03-5541-2731/03-5541-2737
kikaku(at)jba.or.jp ((at)は@に置き換えてください)

 

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