2019 VOL.77 NO.4

更新日:2019年7月22日

巻頭言

◆イノベーションから安全な技術の浸透へ(辰巳 敬)

解説

◆芋焼酎粕を用いた微生物燃料電池の開発(井上謙吾)

要旨
微生物燃料電池を用いることで、酸性の有機性廃棄物である芋焼酎粕の処理と発電を同時に行うことができることが実証され、微生物群集構造解析からClostridium属細菌などが発電に関与することが示唆された。

◆"魔女の雑草"寄生植物ストライガの撲滅に向けた自殺発芽剤の開発(土屋雄一朗)

要旨
アフリカの食糧問題の根源の1つである寄生植物のストライガの撲滅を目指し、最近フェムト モーラーレベルの低濃度で作用する非常に活性の高い自殺発芽剤の開発に成功したので、本稿で紹介したい。

トピックス

◆樹状細胞を活性化するミトコンドリア代謝の新たな仕組みの発見(後藤和人・康 東天)

◆バクテリアが有する新たな非リボソームペプチド環化酵素(松田研一・脇本敏幸)

◆高速ラマン分光法を利用した細胞個性の無標識・大規模計測(平松光太郎・合田圭介)

◆ネムリユスリカの培養細胞の乾燥耐性に迫る(山田貴大・舟橋 啓・黄川田隆洋)

◆糖質加水分解酵素の機能改変による新規糖鎖合成法の開発(大沼貴之・田中知成・深溝 慶)

◆腸内細菌が産生する乳酸・ピルビン酸が免疫を活性化するメカニズム(森田直樹・竹田 潔)

◆異なる反応を同一活性部位が触媒する環状イミン分解酵素(永久保利紀・熊野匠人・小林達彦)

バイオの窓

◆失敗やまわり道と人生百年時代のコスパとチャンス(藤井 力)

産業と行政

地域産業支援機関の活動⑤
◆横浜・神奈川地域におけるバイオ産業・生命科学の振興を目指す公益財団の取組み(鈴木榮一郎)

特集

第2回バイオインダストリー奨励賞受賞業績(3)

◆糖鎖プロファイリング技術の開発と再生医療・創薬への応用(舘野浩章)

◆がんゲノム医療に向けた単一細胞解析システムの構築(吉野知子)

◆ハマウツボ科寄生植物の寄生分子機構解明のための研究基盤の構築(吉田聡子)

シリーズ

NEDO スマートセルプロジェクト

◆生物で工業材料を生産するスマートセルインダストリー(金田晃一)

機構紹介

◆「AMED ぷらっと®」のご紹介 -オープンイノベーションの促進を目指して-(岩谷一臣)

JBAニュース

新資源生物変換研究会シンポジウム
◆『農芸化学』でバイオエコノミーを支え、拓く(上野嘉之・東田英毅)

バイオインダストリー奨励賞受賞者企画セミナー
◆もう一つの臓器、腸内細菌叢の機能に迫る

◆LCA 計算とバイオエコノミーに関する勉強会とりまとめ報告

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