2026 VOL.84 NO.1

巻頭言

・バイオ産業の好循環創出へ!(廣瀨 大也)

新理事に聞く!

・Meiji Seika ファルマ㈱ 永里 敏秋、東レ㈱ 富永 剛、日揮ホールディングス㈱ 石川 正樹

目で見るバイオ

・シングルセル解析で見る植物の二次成長(石 東博)

・醸造・酵素産業で活躍する麴菌の菌糸生長と核を可視化する.(竹下 典男)

解説

・麴菌は菌糸細胞体積と核数を増やして酵素を高生産する(竹下 典男)

要旨
麴菌は、培養過程で菌糸が肥大し、細胞体積と核数が約10 倍に増加する。この増加は、転写・ 翻訳の総量を増大し、酵素の生産能力を強化すると考えられる。この特性は、酵素生産のため に育種された他の糸状菌にも見られ、糸状菌によるものづくりの育種選抜の指標となり得る。

トピックス

・植物でのシングルセル解析から明らかになったストリゴラクトンシグナルによる 道管の形成制御(石 東博)

・嗅粘液中の匂い応答感度増強因子:フィブロネクチン(伊原 さよ子・東原 和成)

・天然物骨格リデザインで拓くマクロ環状中分子の創製(谷藤 涼・大栗 博毅)

・溶解性多糖モノオキシゲナーゼの天然変性領域を介した二量体化と植物病原菌感染の促進

(小玉 紗代・Ketty C. Tamburrini・久保 康之・Jean-Guy Berrin)

・昆虫生物機能を活用した分子ナノカーボン合成(宇佐見 享嗣・河野 英也・伊丹 健一郎)

・モデル生物を用いた成長期の栄養環境と寿命をつなぐ分子基盤の解明(上村 匡・服部 佑佳子)

・タンパク質合成を止める難翻訳アミノ酸配列(茶谷 悠平)

・ホップの雌雄ゲノムから明らかになったX 染色体上の性決定遺伝子(小埜 栄一郎・瀬川 天太)

バイオの窓

・「腸内細菌は体をつくる」を考える(緒方 是嗣)

特集

この素材!この技術!が世の流れを変えた!
・見るチカラ、科学が支える ―ロートV5 粒が拓いたアイケアの新時代(深田 一剛)

・第9 回バイオインダストリー大賞 特別賞受賞者インタビュー

・第9 回バイオインダストリー大賞 受賞業績

 新規アルツハイマー病治療薬 抗アミロイドβ抗体レカネマブの開発 (木村 禎治・Lars Lannfelt・加藤 弘之・小山 彰比古・小川 智雄)

・バイオの夜明け~スタートアップが今熱い!~ ㈱iXgene・C4U ㈱

産業と行政

バイオものづくりプロジェクト(16)
・大腸菌Escherichia coli によるグルタチオン発酵生産(松井 美里・小林 新吾)

・オルガノイドiPS 創薬が拓く聴覚研究とその社会実装への道のり(藤岡 正人)

・HFSP SCIENCE SUMMIT JAPAN 2025 ~国際連携が拓く生命科学とイノベーション~(中村 恒太朗)

JBAニュース

・BioJapan/再生医療JAPAN/healthTECH JAPAN 2025 報告

・第9 回バイオインダストリー大賞、バイオインダストリー奨励賞 表彰式・記念講演会を開催

・Food Bio Plus 研究会シンポジウム報告 伝統的発酵と革新的フードテックがもたらす食の新たな可能性

・バイオエンジニアリング研究会シンポジウム  バイオ由来製品の開発を加速するDX・機械化・自動化の現在地と未来展望

・(国研)日本医療研究開発機構 「RNA 標的創薬技術開発領域」の成果報告会

・会員の動き

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