3/11「若手ダイナモ人財小委員会」企画 次世代バイオ製造を支える技術と人材を探るAGC先端基盤研究所 見学会報告
2026年3月11日(水)、AGC横浜テクニカルセンターにて「バイオエンジニアリング領域若手ダイナモ人財小委員会」主催の会員限定見学会を実施した。
最先端のバイオ医薬品製造拠点を間近に体感する機会となった。
AGCが横浜で整備を進める国内最大級の動物細胞培養拠点を訪問し、建設中のデュアルユース製造棟を前に、3種のモダリティに対応するバイオ医薬品製造設備の概要や人材戦略について説明を受けた。製造設備では海外の先行機器に加え、国内企業の部素材の採用も進んでいる現状が紹介され、日本の製造基盤の広がりについて理解を深めた。
続いて「AAVベクター産生用宿主細胞株改良におけるAI/DXの可能性」と題する講演が行われ、ミラノ拠点の先進設備やデータ活用の取り組みが紹介された。討論では、バイオプロセスにおけるAI活用の現状と将来性について活発な意見交換が行われ、製造効率化や新たな発見への期待が共有された。一方で、人材確保、ゾーニング、上流・下流工程の役割分担、若手育成など、現場に根差した課題についても議論が深まった。
その後、AGC先端基盤研究所のバイオラボツアーを実施。少人数ならではの機会として、通常は入室できない研究エリアも見学し、最先端設備を間近に体感した。関西からの参加者もあり、最新のバイオ製造設備に触れる貴重な機会となった。参加者は11名。終了後には懇親会も行われ、参加者同士の交流が一層深まった。
なお、同設備は3月26日の講演会でも紹介予定であり、秋には完成予定のデュアルユース製造設備の見学会を本研究会主催で開催する計画である。


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