JBA機関誌「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」Vol.84 No.3発刊 | 一般財団法人バイオインダストリー協会[Japan Bioindustry Association]
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JBA機関誌「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」Vol.84 No.3発刊

機関誌「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」Vol.84 No.3を発刊いたしました。

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※会員限定公開となっております。
※冊子版は現在発送準備中のため、お手元への到着まで今しばらくお時間をいただきます。

◆◇◆ 目 次(Vol.84 No.3) ◆◇◆

【巻頭言】

・バイオテクノロジーの集大成としての再生医療(畠 賢一郎)

 【新理事に聞く!(3)】

・(株)日経BP 久保田 文氏、田辺ファーマ(株) 桝富 直哉氏、アステラス製薬(株) 谷口 忠明氏

 【目で見るバイオ】

・ナノ内視鏡技術による細胞内現象のナノイメージング(福間 剛士)

・細胞内脂肪滴ごとに分解進行度を可視化する(多喜 正泰)

【解説】

・原子間力顕微鏡による細胞内ナノ構造・力学物性の直接計測(福間 剛士)

近年筆者らは、生細胞内のナノ構造・物性を直接計測できる原子間力顕微鏡(AFM)技術としてナノ内視鏡AFMを開発した。本稿では、その原理を解説し、細胞膜内面のナノ動態観察や細胞核の硬さの測定などの応用事例を紹介する。

 ・細菌コンソーシアムAUNによる選択的血栓形成と壊死を介した強力な抗がん作用(都 英次郎)

腫瘍由来の細菌コンソーシアムAUNが、免疫系に依存せず選択的な腫瘍内血栓形成により劇的な抗がん効果を示すことを発見した。遺伝子改変を必要としないため、遺伝子組換え規制の制約を受けずに開発を迅速に進めることができ、免疫抑制状態の宿主においても有効な、新たな抗腫瘍アプローチとして注目される。

・p-アミノ安息香酸を経由する新規代謝経路によるPET代替材料の高効率生産(野田 修平・田中 勉)

 PET代替素材として期待される2,5-ピリジンジカルボン酸の微生物生産技術を開発した。p-アミノ安息香酸を経由する新経路の設計と酸化ストレス緩和により、大腸菌を宿主として糖から世界最高濃度10.6 g/Lでの生産を達成した。環境配慮型製品の普及が期待される。

【トピックス】

・多窒素施肥によるイネの出穂遅延を担う遺伝子の特定と解析(吉田 英樹)

・標的タンパク質分解を利用したCorynebacterium glutamicumの炭素フラックス制御(柘植 陽太)

・化学処理と酵素の併用による高分子ナイロンリサイクル手法の確立(加藤 太一郎・根来 誠司)

・β-ヒドロキシ脂肪酸を生成する糸状菌シトクロムP450還元系(小島 才卓・高谷 直樹)

・脂肪滴内の脂肪分解過程が見える蛍光試薬の開発と利用(多喜 正泰)

・葉緑体の保護による作物の低温耐性メカニズム(竹内 航・伊福 健太郎)

・腸内細菌由来RNAによる機械刺激受容体Piezo1の活性化と大腸がん制御(淺井 遥・近藤 豪・丸山 健太)

 【バイオの窓】

・他国の研究プロジェクト運営から思うこと(野尻 秀昭)

【産業と行政】

【最前線】シンガポールに学ぶ、日本が挑むFood Bio実装への道(大木 篤史)

【特集】

 クマが問う日本の自然と社会 ~2025年秋の衝撃~

・ツキノワグマ大量出没「超高密度期」の到来と社会構造変化への対応(大西 尚樹)
・クマの不思議な生態と人里への出没(坪田 敏男)
・機械学習によるクマ遭遇の予測と可視化(深澤 祐介)

 この素材!この技術!が世の流れを変えた!

・再生・細胞医療・遺伝子治療のブレークスルー技術となった遺伝子導入法の開発(仲尾 功一)

 第9回バイオインダストリー奨励賞 受賞業績

・抗体医薬品製造に向けたユニークな代謝経路をもつ高増殖性CHL-YN細胞の樹立と開発(山野-足立 範子)
・シス-トランス異性化反応を駆使した食品生産の高度化に関する研究(本田 真己)
・ゲノム編集の先進的技術開発とさまざまな分野での利用(佐久間 哲史)
・国産ゲノム編集技術CRISPR-Cas3の開発および医療応用研究(吉見 一人)
・バイオの夜明け~スタートアップが今熱い!~ シンクサイト(株)・(株)Veritas In Silico

JBAニュース

J. P. Morgan Week イベント参加報告

2025年度(令和7年度)第3回全国バイオコミュニティ連絡会

・会員の動き

 

※次号は2026年7月16日発刊を予定しています