【開催日時】 2024年5月20日(月)15:00~17:35
【会場】 オンライン
【定員】 300人
【JBA会員限定】
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本勉強会では、進化工学の原理と機械学習の応用による高効率な蛋白質改良技術と、ナノドロップレット法を用いた革新的なスクリーニング手法について焦点を当てています。これらの先進技術は、バイオプロセスの効率化において重要な役割を果たし、世界中で注目されているバイオものづくりの進展に貢献しています。両技術に関する最新の研究動向と応用例をご紹介頂きます。
【世話人】乾 将行 氏 (新資源生物変換研究会 副会長、地球環境産業技術研究機構(RITE) バイオ研究グループ グループリーダー/主席研究員)
開会挨拶
阪井 康能 氏(新資源生物変換研究会 会長、京都大学大学院農学生命科学研究科 教授)
趣旨説明
乾 将行 氏 (新資源生物変換研究会 副会長、地球環境産業技術研究機構(RITE) バイオ研究グループ グループリーダー/主席研究員)
「機械学習が導くタンパク質の加速進化」
梅津 光央 氏(東北大学 大学院工学研究科 教授)
タンパク質の設計とは、単純に言えば「20種類のアミノ酸をどう並べるか」である。しかし、アミノ酸配列が取り得る「場合の数」(配列空間)はいまだ膨大で、投資に見合った確率で目的の機能・特性をもつ配列を見つけだすことができるとは限らず、開発時間や創出確実性はいまだ予測しきれない。本講演では、人工知能技術のひとつである機械学習を利用して、機能陽性な変異体を高密度に含むライブラリーを設計することで、効率的かつ確実に目的タンパク質へと進化できる進化分子工学の研究を紹介する。
「ミリオンスクリーニングの今とこれから」
小笠原 渉 氏(長岡技術科学大学 技学研究院 技術科学イノベーション系 教授)
環境微生物を人類は0.02%しか培養することができていない。SIP、NEDOプロジェクトにおいて、多くの連携機関とこの未知なる微生物を「培養」し、「活性機能」で評価する研究に挑んできた。未知なる微生物を培養する技術、1000万検体の活性を検出する技術、それらを高速かつ低コストで一気通貫する技術。今回、このミリオンスクリーニングの現状と今後、我々の目指す微生物探索・育種を紹介する。
総合討論
松山 彰収 氏 (新資源生物変換研究会 副会長、(株)ダイセル ヘルスケアSBU 事業推進室 事業戦略G)
無料
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(なお、本勉強会はJBA会員のみご参加いただけます。)
2024年5月16日(木)18時まで
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※参加者名簿は主催者・講師等で共有いたします。
※参加登録完了後、申込完了メールが届きます。
※5月17日(金) 12時頃確認メールが配信されます。
新資源生物変換研究会事務局(担当:青木、村尾、本田)
E-mail:greenbio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)