【開催日時】 2026年11月5日(木)14:00~16:20
【会場】 Zoom配信
【定員】 500人
【主催】 (一財)バイオインダストリー協会
長年、有効な治療法が見いだせなかった難治性疾患に、いま新たな光が差し込み始めている。
病態解明、診断技術、核酸医薬――。
研究者たちの粘り強い挑戦は、患者さんにどこまで希望を届けられるのか。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)と悪性胸膜中皮腫。
二つの難治性疾患研究の最前線から、未来の治療へ向けた挑戦の軌跡をたどる。
JBAバイオエンジニアリング研究会/ヘルスケア研究会 企画協力

ALS研究最前線~病態解明から次世代治療への挑戦~
和泉 唯信 氏(徳島大学大学院 医歯薬学研究部 臨床神経科学分野 教授)
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、運動神経の障害により全身の筋力が徐々に失われる進行性の神経難病であり、根本治療法は未だ確立されていない。
徳島大学では、活性型ビタミンB12(メコバラミン)の大量投与の有効性を検証し、発症早期のALS患者への有効性を明らかにし製品を上市させた。また早期診断のための超音波の活用や病気の進行に関与する免疫機構の研究を進めている。さらに、病態を標的とした新規治療法の開発、日本初となるALS治験ガイドライン策定にも取り組んでいる。本講演では、ALS研究の最新成果と、病態解明から次世代治療へつながる展望を紹介する。
アスベスト関連がん「悪性胸膜中皮腫」
世界初、マイクロRNA治療薬が切り拓く新たな希望
田原 栄俊氏(広島大学大学院医系科学研究科 細胞分子生物学研究室 教授
(株)PURMX Therapeutics代表取締役社長 兼 CEO)
悪性胸膜中皮腫は、アスベスト曝露との関連が指摘される難治性がんであり、有効な治療選択肢が限られている。広島大学発ベンチャー PURMX Therapeutics は、世界初のマイクロRNAがん治療薬の開発を進めており、臨床試験で安全性と忍容性が確認された。マイクロRNAを活用した新たな核酸医薬は、中皮腫に対する革新的治療として期待されている。本講演では、マイクロRNA治療薬開発の経緯、中皮腫の医師主導治験および頭頸部がんの企業治験などの臨床開発の最新成果、今後の展望について紹介する。
総合討論:「長い年月を経て、ようやく治療への道筋が見え始めた疾患
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2026 年11月3日(火)
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(一財)バイオインダストリー協会(担当:矢田、中戸川、北嶋)
E-mail:miraibio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)