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"未来へのバイオ技術"勉強会/ 「シン・育種法 Part2」

  • 農林・水産
更新日:2024年8月26日
3つのユニークな育種関連研究テーマを取り上げ、革新的なアイデアと技術がどのように実用化され、社会に影響を与えていくのか、その現在地と展望を探る。

開催概要

【開催日時】 2024年9月4日(水)14:00~16:30

【会場】 Zoom配信

【定員】 500人

【主催】 (一財)バイオインダストリー協会

【後援】 (公社)日本農芸化学会、日本技術士会生物工学部会

【協 賛】 (公社)日本生物工学会
3つのユニークな育種関連研究テーマを取り上げ、革新的なアイデアと技術がどのように実用化され、社会に影響を与えていくのか、その現在地と展望を探る。

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プログラム

14:10~14:50

生殖幹細胞操作技術を駆使した世界唯一の養殖魚「カイジ」の創出
森田 哲朗 氏(東京海洋大学 准教授)
世界トップの生殖幹細胞操作技術を駆使し、絶品とされながら入手・飼育が困難なために養殖されて来なかったカイワリと、従来種マアジとの新規ハイブリッド「カイジ」の量産システムを構築し、創出された世界唯一の養殖品種を柱とした新スタイルの養殖事業を確立する。

14:50~15:30

ジャガイモシストセンチュウ抵抗性トマト品種の作出および騙し討ち農薬製造
渡辺 賢二 氏(静岡県立大学 教授) 
これまで難易度の⾼かったジャガイモシストセンチュウの簡便な孵化活性評価法の確⽴およびその誘因物質であるソラノエクレピンAの簡便な検出法の確⽴に成功した。そこでこれら技術シーズを活⽤し有機合成に頼るのではなく、ソラノエクレピンAの⽣合成経路や⽣合成遺伝⼦を特定し、遺伝⼦組換え微⽣物による発酵的⽣産法を確⽴しソラノエクレピンAを⼤量供給し騙し打ち農薬とする。さらに⾒出された⽣合成遺伝⼦を⽋損させた変異株をジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種として世に出す事を最終⽬的とする。

15:30~16:10

気候危機・自動化農業に適応する超多収・頑健遺伝子型植物のスマート育種によるプロセスイノベーション
富田 因則 氏(静岡大学 グリーン科学技術研究所 教授)
気候変動で損害を被るコシヒカリに、頑健・短強稈(台風、豪雨による倒伏解消、自動化適合、労力軽減)、大粒・多穂・バイオマス増大(低コスト、多収)、早晩生・病害虫耐性(環境適応)の各遺伝子を、スマートゲノム育種で組合せて新品種を開発し、プロセスイノベーションをもたらす。

16:10~16:30

ディスカッション 

参加方法

講演会参加費

無料

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お申し込み締め切り

 9月2日(月)
※参加者名簿は主催者・講師等で共有いたします。
※参加登録完了後に申込完了メール、前日にリマインドメールを送信いたします。
※セミナーURLは申込完了メールとリマインドメールメールに添付いたします。
※メールが届かない場合は、下記担当者にご連絡下さい。

お問い合わせ

(一財)バイオインダストリー協会(担当:矢田、岸本、橋本、北嶋)
E-mail:miraibio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)