第5回バイオインダストリー大賞、バイオインダストリー奨励賞の 表彰式・講演会を開催しました

"最先端の研究が世界を創る-バイオテクノロジーの新時代-" をスローガンに、(一財) バイオインダストリー協会(JBA)が2017年に創設した「バイオインダストリー大賞」と「バイオインダストリー奨励賞」。第5回目となる今年は、10月13日(水)、BioJapan 2021の会場であるパシフィコ横浜にて表彰式と講演会を執り行った。

表彰式

COVID-19への対応として、240人収容のセミナールームを定員120名で人数制限し、表彰式・講演会を開催した。第5回のバイオインダストリー大賞は、慶應義塾大学 先端生命科学研究所 所長、環境情報学部 教授の冨田 勝 氏の「システムバイオロジーの先駆的研究とその産業化による地域振興」に関する研究に決定した。また、今年度に新設されたバイオインダストリー大賞 特別賞は、大賞と同様にバイオ分野の発展に強いインパクトが期待される業績を表彰するものであるが、第1回特別賞として、東京大学 名誉教授、大阪大学 大学院工学研究科 特任教授の石原 一彦 氏の「バイオミメティック生体親和型ポリマーの創発・工業化と医療応用」に関する研究が選ばれた。バイオサイエンス、バイオテクノロジーに関連する応用を指向した研究に携わる有望な若手研究者を表彰する奨励賞には12人の新進気鋭の若手研究者が選出され、それぞれにJBA阿部啓子会長から、表彰状などが授与された。

大賞記念撮影.jpg左から阿部啓子JBA会長、大賞受賞の冨田勝氏、相澤益男 選考委員長

特別賞記念撮影.jpg左から阿部啓子JBA会長、特別賞受賞の石原一彦氏、相澤益男 選考委員長
大賞受賞業績・詳細はこちら

奨励賞記念撮影.jpg第5回バイオインダストリー奨励賞受賞者と阿部啓子 JBA会長(前列左)、関実 奨励賞選考委員長(前列右)
奨励賞受賞者名・受賞業績・詳細はこちら

大賞受賞記念講演会

表彰式の後、大賞記念講演が冨田 勝 氏から、特別賞受賞講演が石原 一彦 氏から、それぞれ行われた。冨田氏からは、"イノベーションとは異端妄説の譏(そしり)を恐れることなく、勇を振って我思う所の説を吐くべし"、という座右の銘を基に、人のやらないことに果敢に挑戦し、失敗に拍手を送る文化を育てるという研究姿勢が熱く語られ、石原氏からは、"「ゼロから1」の研究を基に「1から1,000」の実用化で社会に貢献"という社会的インパクトが極めて高い数々の医療デバイスを世に生み出すに至った心得にも触れられ、参加者は熱心に耳を傾けていた。

大賞講演.JPG大賞受賞の冨田 勝 氏

特別賞講演.JPG特別賞受賞の石原 一彦 氏

奨励賞ショートプレゼンテーション

昨年度に引き続き、奨励賞受賞者によるショートプレゼンテーションを行った。12名の受賞者からは、5分間という短い時間で、バイオ産業への発展につながる基礎研究への熱い想いを凝縮したインパクトのある内容が語られた。

大谷講演.jpg 野田口講演.jpg
ショートプレゼンテーションの様子

今年も、奨励賞受賞者の交流機会の一環として、バイオインダストリー奨励賞の受賞者を対象に座談会形式でのインタビューを行った。

大賞受賞インタビュー、大賞 特別賞インタビューおよび奨励賞座談会については、機関誌「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」Vol.79 No.6(2021)~Vol.80 No.2(2022)で報告する。

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