植物バイオ研究会 第19回会合「植物ゲノム編集の最先端研究の事例紹介 -複雑なゲノム構成への対応、F1育種の迅速化による植物バイオの急展開-」

講演会・セミナー 植物 環境 農林・水産

更新日:2019年10月 4日

 植物バイオ研究会では植物バイオの産業化促進を目指して、主要な植物バイオテクノロジーに関するセミナーを開催し、最先端の情報共有と議論の場を提供して新たな産学官の取り組みについて提案検討を進めたいと考えています。

 政府が6月にバイオ戦略を定めたことにより、産官学でのバイオ産業イノベーションに向けた動きが活発化しています。植物はバイオマス、エネルギー、食品、化石資源代替、新規機能性成分など、多面的な機能を持っており、イノベーションの源泉となります。また、植物の遺伝子組換えに比べて、ゲノム編集は社会実装しやすいとの考えから、企業の注目が集まっています。
 そこで今回の講演会では、最近のゲノム編集技術に焦点を当て植物バイオの位置付け、国内での研究動向の紹介も含めて、議論を深めます。

開催日時 2019年11月1日(金) 14:00~17:00
会場 (一財)バイオインダストリー協会
定員 60名
主催 (一財)バイオインダストリー協会 植物バイオ研究会

プログラム

14:00~14:30 「ゲノム編集の植物バイオでの位置付け」
柴田 大輔 氏(植物バイオ研究会 会長、京都大学 エネルギー理工学研究所 特任教授)
14:30~15:30 「オオムギの遺伝子情報を活用したコムギのゲノム編集技術」
佐藤 和広 氏(岡山大学 資源植物科学研究所 教授)
安倍 史高 氏((国研)農業・食品産業技術総合研究機構 次世代作物開発研究センター +基盤研究領域 育種法開発ユニット 主任研究員)
 コムギの特性の改良にゲノム編集技術を利用することで、収穫時期に雨に濡れても発芽しにくい(休眠が長い)植物体を短期間のうちに開発しました。複雑なゲノムを持つコムギの特性の改良のため、より単純なゲノムを持つオオムギで発見された遺伝子情報が役立ちました。コムギの中には穂発芽耐性の改良に役立つような遺伝資源は少なく、近縁の植物の遺伝子情報を活用した効率的なコムギの品種開発の可能性が示されました。
15:30~15:40 休憩
15:40~16:20 「TALENを用いた植物ミトコンドリアのゲノム改変」
風間 智彦 氏(東北大学 大学院農学研究科 応用生命科学専攻 助教)
 植物細胞の核、葉緑体、ミトコンドリアそれぞれにゲノムが存在するが、安定的なゲノムの改変が報告されているのは核と葉緑体のみである。本発表では、細胞質雄性不稔性(CMS)イネおよびナタネのミトコンドリアゲノムにコードされる CMS関連遺伝子をTALENによってノックアウトすることで、種子稔性が回復した例を紹介する。また、安定的な植物ミトコンドリアゲノムの改変のために解決すべき問題点について議論したい。
16:20~16:40 「バイオ生産に貢献する植物合成生物学の潮流(JST/CRDS 2019年版 俯瞰報告)」
桑原 明日香 氏((国研)科学技術振興機構 研究開発戦略センター ライフサイエンス・臨床医学ユニット フェロー)
近年、植物によるバイオ医薬品製造(Plant Made Pharmaceuticals: PMP)と、ゲノム編集作物に対する期待が高まっており、植物バイオは第3次植物バイオテクノロジーブームとでもいうべき注目度である。本講演では、PMPとゲノム編集作物に関する研究開発の現状について、日本の産官学の取り組みを中心に概観し、将来の展望について、議論したい。
16:40~17:00 総合討論
17:00~17:40 交流会

リーフレットはこちら

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参加方法

講演会参加費 JBA法人会員: 無料
JBA個人会員(アカデミア所属): 無料
JBA法人会員でない企業(事業者)に所属の個人会員: 5,000円(税込)
植物バイオ研究会 会員: 無料
非会員: 10,000円(税込)
お申し込み 下記フォームより、お申し込み下さい。
お問い合わせ 〒104-0032
東京都中央区八丁堀2-26-9 グランデビル8階
(一財)バイオインダストリー協会
TEL:03-5541-2731
(担当: 青木、本山、尾崎)

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