「日本における海洋生分解性プラスチック開発の最先端」(2021年度新資源生物変換研究会シンポジウム/第73回日本生物工学会大会シンポジウム)
近年、海洋プラスチックごみが深刻な海洋汚染問題を起こしている。毎年800万トン以上のプラスチックごみが海洋に流出し、その総量は既に1億5,000万トンを超えていると言われている。生分解をコントロールできる海洋生分解性プラスチックの開発が喫緊の課題となっている。本シンポジウムでは、海洋生分解性プラスチック研究の世界的権威である土肥義治先生を始め、本分野での研究を推進しておられる研究者を招き、国内外の現状、特にムーンショットプロジェクトにより展開されている研究開発動向を中心に今後の研究開発構想について紹介していただく。
開催日時 | 2021年10月29日(金) 15:30~17:30 |
会議形式 | Zoom配信 |
主催 | (公社)日本生物工学会、(一財)バイオインダストリー協会 新資源生物変換研究会 |
協賛 | (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
備考 | 大会詳細は こちら からご確認ください |
プログラム
15:30~15:34 | はじめに 乾 将行 氏((公財)地球環境産業技術研究機構(RITE)) |
15:34~16:02 | バイオエコノミー社会実現に向けた生分解性バイオプラスチック開発の国内外の現状と課題 土肥 義治 氏(JASRI、東京工業大学、(国研)理化学研究所) |
16:02~16:30 | 非可食性バイオマスを原料とし海洋分解性と強靭性を両立したバイオポリマーの開発 伊藤 耕三 氏(東京大学大学院 新領域創成科学研究科) |
16:30~16:58 | 生分解開始スイッチ機能を有する海洋分解性プラスチックの研究開発 粕谷 健一 氏(群馬大学大学院 理工学府) |
16:58~17:26 | 光スイッチ型分解性プラスチックの開発ー海洋ゴミ問題解決を目指して 金子 達雄 氏(北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科) |
17:26~17:30 | おわりに 中村 純 氏(味の素(株) バイオ・ファイン研究所) |
参加方法
講演会参加費 | 日本生物工学会大会の参加資格によります。 ※本シンポジウム参加費は日本生物工学会大会参加費に含まれます。 ※大会参加費は日本生物工学会大会にお支払いください。JBAでの会費取り扱いはありません。 ※事前参加登録受付締切: 2021年9月15日(水)17:00 |
お問い合わせ | (一財)バイオインダストリー協会 新資源生物変換研究会 事務局(担当:畚野・河辺・青木) TEL:03-5541-2731 |