【報告】植物バイオ研究会 第18回会合「アジアでのバイオマス生産」

講演会・セミナー 植物 環境 農林・水産

更新日:2019年9月20日

植物バイオ研究会では植物バイオの産業化促進を目指して、主要な植物バイオテクノロジーに関するセミナーを開催し、最先端の情報共有と議論の場を提供して新たな産学官の取組みについて提案検討を進めたいと考えています。

パリ協定以降、バイオエコノミーによる産業が注目を集めています。再生可能エネルギーが最も安いエネルギーとなり、バイオマスはエネルギー源としての位置付けが弱くなったことにより、炭素源(有機物資源)としての価値が問われています。二酸化炭素から再エネ由来のエネルギーを使って有機物を作り出すことは可能ですが、その規模、地域性などを考えると植物バイオマスの優位性があると考えられます。こうした観点から、今回、国内外の事情に詳しい京都大学の梅澤先生から、アジアでのバイオマス生産・活用を行うSATREPSプロジェクトの進捗をご講演いただきました。

開催日時 2019年7月8日(月) 15:15~17:15
会場 (一財)バイオインダストリー協会
参加者数 43名
主催 (一財)バイオインダストリー協会 植物バイオ研究会
備考 リーフレットはこちら
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「新産業の起爆剤となる植物バイオはなにか?」
柴田 大輔 氏(京都大学エネルギー理工学研究所 特任教授/植物バイオ研究会 会長)

090708_PB_shibata.jpg今年、日本で17年ぶりにバイオ戦略2019が策定され、2030年のバイオエコノミー社会実現に向けた取組みが始まる。本講演では、バイオ戦略の概略と海外の取組みを紹介し、植物バイオの貢献できる領域が広いことが指摘された。演者は、植物バイオの技術課題は多いが、これらの課題を解決することにより、今後のバイオで中心的な役割を果たせることを強調した。

「東南アジアでのバイオマス生産に関して~SATREPSプロジェクトを中心に~」
梅澤 俊明 氏(京都大学生存圏研究所 グローバル生存基盤展開ユニット)

090708_PB_umezawa.jpg 京大では、JST、JICAの国際連携プログラムであるSATREPSの中で、インドネシア科学院と連携し、熱帯荒廃草原における持続的生産・利用の課題に取り組んでいる。本講演では、最新の取組み状況として、インドネシアで広がる荒廃草原でのソルガム栽培とその有効活用に関する最新の取組み状況を紹介した。

今回の会合の詳細については、弊協会誌「バイオサイエンスとインダストリー」B&I誌Vol.77 No.6に報告を掲載予定です。B&I誌はJBA会員の方はホームページからもご覧いただけますので、ご参照ください。
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