「食」により「人と社会と地球」の健康を創造するためのバイオ技術研究会(仮称)設立準備勉強会 第4回 食用・飼料用昆虫生産研究の最前線

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国連食糧農業機関(FAO)が、2013年に報告書「食用昆虫:食糧・飼料安全保障の将来展望」を公表して以来、昆虫資源の食糧・飼料利用を志向した研究開発が進みつつある。昆虫資源が将来のフードチェーンに技術革新を起こす可能性と、必要な条件は何かを議論したい。

開催日時 2022年5月23日(月) 14:00~16:30
定員 Zoom配信(定員200名)
主催 (一財)バイオインダストリー協会
協賛 (公社)日本生物工学会(予定)
後援 (公社)日本農芸化学会(予定)

プログラム

14:05~14:45 昆虫が食として選ばれるムーブメントを起こすには
飯島 明宏 氏(高崎経済大学 地域政策学部 地域づくり学科 教授)
1,000人を超える消費者を対象としたマーケティングリサーチにより、食選好にかかる心理と行動の関係性をデータサイエンスの手法で研究している。初期の市場形成のムーブメントをけん引する消費者層は、どのような消費行動特性を有するのか?また、ターゲットとなる消費者層は、製品スペックのどこに注目しているのか?マーケティングリサーチの成果を中心に、初期の市場創造に必要な戦略と課題について紹介したい。
14:45~15:25 未利用資源の有効活用と健全な食生活の実現に向けた昆虫生産
鈴木 丈詞 氏(東京農工大学大学院 生物システム応用科学府 准教授)
演者らの研究グループは、ムーンショット型農林水産研究開発事業において、地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの研究開発を国内外で展開している。2025年までに高品質昆虫の安定生産体制を築き、2030年までに地球上の食料問題の解決に向けた一手として、食品ロス等の未利用資源から有用タンパク質を作る循環型食料生産システムを社会実装し、2050年までに人類の宇宙における安全・安心な食を支える植物工場と昆虫工場のハイブリッド型食料生産システムの構築を目指している。昆虫の魅力、社会・経済的インパクト、昆虫食の社会受容に向けた取り組みについて紹介する。
15:25 ~16:05 昆虫飼料化から始めるフードチェーンの技術革新
松本 由樹 氏(香川大学農学部 准教授)
家畜のエサは生産者にとって大きなコストがかかるため、ヒトの食料と家畜のエサが競合しないエサ開発が急がれている。我が国では、2021年8月に国際ルールを取り入れた 改訂が行われた。この改訂により、既存の用途を超えた昆虫生産に食品残さ(食品由来の未利用資源)利用が可能となり、これまで以上にタンパク質や脂肪などの栄養価が高い昆虫飼料生産が可能となった。海外情報と共に、昆虫飼料化に資する取り組みをはじめ、地域と協働できる事業化例を紹介する。
16:05~16:30 総合討論
昆虫資源が食糧・飼料として受け入れられるための課題とは何か、議論したい。

※講演プログラム・講師について ⇒  こちら をご参照下さい。(PDF 907KB)

参加方法

講演会参加費 無料
Zoom参加 下記フォームよりお申し込みください。
お申し込み締め切り: 5月20日(金) 12:00
*メールアドレスご入力の際はお間違いのないようごご注意ください。
*お申し込み時には申込完了メール、セミナー開催2日前迄にはZoomリンクURLをお送りする予定です。メールが届かない場合は、開催1営業日前までに以下担当者までご連絡下さい
お問い合わせ (一財)バイオインダストリー協会
〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-26-9 グランデビル8階
TEL: 03-5541-2731  (担当:坂元、安田、矢田)
E-mail:miraibio(at)jba.or.jp ((at)を@に変えてください)

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5月20日12時をもってお申し込みの受付を終了しました。

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