機能性食品研究会講演会 第1回研究会「Water Biology 生命にとって大切な水」

JBA機能性食品研究会では、「食」が健康に良いということを自然にかつ効果的にアピールできる仕組み造りに向けた環境を整備し、国民の健康労働寿命の延伸と機能性食品産業の振興へ貢献するべく、機能性食品産業の抱える課題の解決を目指した議論を会員の皆さまと重ねております。
令和元年の第1回目は、会員の皆さまの情報収集と意見交換の円滑化をはかるべく、産官学で機能性食品を議論する場の提供として【Water Biology 生命にとって大切な水】をテーマに御講演をいただきます。
また、研究会では、昨年の機能性表示の規制緩和に向けた要望書提出に続き、「食」が体に良いことを消費者に分かりやすく伝える基盤整備に向けた更なる要望と意見の取り纏め"を柱に、業界一丸となって取組むべき必要な考動の議論を行います。

開催日時 2019年6月21日(金) 14:00~16:15
開催場所 (一財)バイオインダストリー協会
定員 60名
主催 (一財)バイオインダストリー協会
備考 16:15~16:30 名刺交換

プログラム

第1部 講演会:テーマ【Water Biology 生命にとって大切な水】
14:00~14:10 挨拶
宮澤 陽夫 氏(JBA機能性食品研究会 会長)
14:10~15:25 水分子の生命科学:我々はなぜ水を必要としているか?
安井 正人 氏(慶應義塾大学 医学部 薬理学教室 教授)
地球上の生物は、"水"によって生かされているといっても過言ではないでしょう。実際、ヒトの体の70%近くを水分子(H2O)が占めています。「水に対する理解を深めることで生命現象の本質に迫っていきたい。」そんな思いで、「Water Biology」という概念を提唱しました。「水分子の振る舞いから生命現象を捉え直していく」ことを目指しています。医療の現場においても、MRIの画像診断は、水分子動態の変化を捉えることで癌や炎症を検出することに成功しました。また、水チャネル、アクアポリンの発見は、生体における水挙動を分子レベルで理解する可能性を切り開いてくれました。
安井先生の研究チームは、"水"分子の通り道であるアクアポリンの生物学的意義や疾患との関連を解明することで、水の重要性に対する理解を深めるご研究を進められています。今回、我々にとって無くてはならない"水"、第一の機能性食品とも呼ぶべき重要な機能を持つ"水"について判りやすくご解説頂きます。(講演60分、質疑応答15分)
15:30~16:15 生体膜における水分子の輸送現象をコンピューターシミュレーションによって可視化する
山本 詠士 氏(慶應義塾大学 理工学部 講師)
生体膜は細胞内外を隔てる境界の役割を担っていますが、その重要な機能の1つに、分子の選択的透過があります。生体膜では、その複雑な環境から生じる分子間相互作用や熱ゆらぎの影響によって、特異な挙動を示す水分子が観測されます。我々はそのような分子輸送現象の原子・分子レベルでの解明に、分子動力学シミュレーションという手法を用いて取り組んでいます。 山本先生の研究チームは、生体膜近傍や水チャネルであるアクアポリンを介して水分子が膜内外へどのように輸送されているのかコンピューターシミュレーションによって明らかにするご研究を進められており、今回、その事例についてご紹介頂きます。(講演30分、質疑応答15分)
16:15~16:30 名刺交換
第2部 研究会【研究会幹事、メンバー、WGメンバー限定】
16:30~17:40 討論
17:40~18:10 継続ディスカッション・交流会【研究会参加者 限定】

参加方法

講演会参加費 JBA法人会員:無料
JBA個人会員(アカデミア所属):無料
JBA法人会員でない企業(事業者)に所属する個人会員:5,000円(税込)
非会員:10,000円(税込)
お申し込み 下記フォームより、お申し込み下さい。
お問い合わせ 〒104-0032
東京都中央区八丁堀2-26-9 グランデビル8階
(一財)バイオインダストリー協会
TEL:03-5541-2731
(担当:近藤、矢田)

お申し込みフォーム

6月20日12時をもってお申し込みの受付を終了しました。

記事一覧へ戻る