【報告】"未来へのバイオ技術" 勉強会「先進遺伝子治療はどこまで行こうとしているか~エピゲノム疾患治療と脳神経再生医学」

講演会・セミナー 医薬

更新日:2018年4月23日

※開催報告はこちら (PDF 124KB)
※配布資料(畑田出穂 氏)[会員限定]こちら (PDF 799KB)
※配布資料(平井宏和 氏)[会員限定]こちら (PDF 1.20MB)

開催日時 2018年4月19日(木) 14:00~17:00
開催場所 (一財)バイオインダストリー協会
定員 60名
主催 (一財)バイオインダストリー協会
協力・協賛 (公社)日本農芸化学会、(公社)日本生物工学会

プログラム

14:00~14:10 はじめに
14:10~15:20 ゲノム編集により遺伝子のスイッチを操作する~エピゲノム疾患治療の展望
畑田 出穂 氏(群馬大学 生体調節研究所 附属生体情報ゲノムリソースセンター・ゲノム科学リソース分野 教授)
 演者らはエピジェネティクスの視点で様々な生命現象、がん、生活習慣病、再生医療等の研究に取り組んでいる。がんではDNAメチル化による癌抑制遺伝子の不活性化など、エピゲノムの変化が重要な働きをすることが数々の研究から明らかになってきている。さらに最近では、肥満や糖尿病といった生活習慣病にもエピゲノムの変化が関与するらしいといわれており、生活習慣病は食生活などの環境の変化によりエピゲノムが変わることによって起こる、エピゲノム疾患であると言える。講演では、CRISPR/Casゲノム編集法を用いた疾患モデルマウス、エピゲノム編集の研究、さらにはエピゲノム疾患治療の展望についてご紹介いただく。
15:20~15:30 休憩
15:30~16:40 アデノ随伴ウイルスベクターを用いた中枢神経系への遺伝子導入と遺伝子治療 ~脳神経再生医学の展望
平井 宏和 氏(群馬大学医学系研究科・脳神経再生医学分野 教授/未来先端研究機構・神経シグナル学研究プログラム プログラムディレクター/生体調節研究所附属ゲノムリソースセンター センター長)
 演者は、脳の働きを分子・細胞・ネットワークレベルで理解し、傷害された脳の再生を目指して、アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを用いた中枢神経系への遺伝子導入法と、神経疾患に対する遺伝子治療法の開発を進めている。これまでに遺伝性神経難病である脊髄小脳失調症のモデルマウスの進行性運動失調を、間葉系幹細胞の投与や遺伝子治療によって顕著に改善することに成功している。また、脊髄小脳変性症など神経変性疾患に対する遺伝子治療の臨床応用を視野に、マーモセットを用いた遺伝子導入法の開発及び疾患モデルの作出を行っている。講演では、AAVベクターを用いた中枢神経系の遺伝子治療研究の現状と将来展望をご紹介いただく。
16:40~17:00 総合討論
17:00~17:30 名刺交換会

参加方法

講演会参加費 JBA法人会員、JBA個人会員(アカデミア所属): 無料
協力・協賛学会会員: 無料
JBA法人会員でない企業(事業者)に所属する個人会員: 5,000円(税込)
非会員: 10,000円(税込)
お問い合わせ 〒104-0032
東京都中央区八丁堀2-26-9 グランデビル8階
(一財)バイオインダストリー協会
TEL:03-5541-2731
(担当:矢田、穴澤)

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