"未来へのバイオ技術" 勉強会「結晶が変える未来社会」

開催日時 2018年10月26日(金) 14:00~17:00
開催場所 (一財)バイオインダストリー協会
定員 60名
主催 (一財)バイオインダストリー協会
協力・協賛 (国研)宇宙航空研究開発機構(JAXA)、(公社)日本生物工学会、(公社)日本農芸化学会(いずれも予定)
備考 17:00~17:30 名刺交換会

プログラム

14:00~14:05 はじめに
14:05~15:00 氷結晶制御技術による美味しさと医療の革新
河原 秀久 氏(関西大学 化学生命工学部 教授)
演者は、20年以上にわたる研究で、開発に成功した「不凍タンパク質」「不凍多糖」「過冷却促進物質」を活用した技術『氷結晶制御技術』を用いて、従来の冷凍食品を中心とした利用に加え、生鮮野菜・果実の長時間輸送(海外輸出など)を可能にする保存技術、屋根・道路・飛行機の翼などの着氷・着雪・着霜防止コーティング剤といった化成品、再生医療における組織や臓器の保存液といった多分野での革新的な実用化のための基礎・応用研究を推進している。氷結晶制御技術による美味しさと医療の革新について紹介いただく。
15:00~15:55 チョコレートを美味しくする結晶物理学と体に良い食用固体脂開発技術の展望
上野 聡 氏(広島大学大学院 生物圏科学研究科食資源科学講座 教授)
バレンタインデーの手作りチョコレートがなかなか上手く作れなかった、あるいはせっかくもらった手作りチョコレートがあまり美味しくなかった、という経験はないだろうか。美味しいチョコレートというのは、実は結晶構造に秘密があり、そこにプロの技が隠されている。チョコレートは、油脂であるココアバターが低温で結晶化したいわば「食べる結晶」である。チョコレートを美味しくする結晶物理学を展望する。また、マーガリンなどで、トランス脂肪酸に代表される体に有害とされる油脂を除去した結果生じた、代替としての食用固体油脂開発技術の現状と展望について紹介いただく。
16:05~17:00 「きぼう」日本実験棟を利用した高品質タンパク質結晶生成実験の最新成果
木平 清人 氏((国研)宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術部門 きぼう利用センター)
微小重力環境下では密度差対流が抑制され、タンパク質の分子配列の綺麗にそろった高品質の結晶ができると考えられている。JAXAは、微小重力環境を提供できる国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟における結晶生成実験を推進しており、タンパク質の結晶生成実験の一連のプロセス、すなわち試料の性状評価、結晶化条件の検討、宇宙での実験、帰還後の結晶観察、X線回折データ取得まで、実験の一連のプロセスをサポートしている。これまでに、歯周病原因菌の抗菌薬、老化にかかわりを持つD-アスパラギン酸の高感度検出に役立つ検査薬、あらゆるインフルエンザに対抗できる革新的な治療薬の開発などにつながる、様々な研究が進められてきた。本講演では高品質タンパク質結晶生成実験の現状や展望を、最新成果を踏まえてご紹介する。
17:00~17:30 名刺交換会

参加方法

講演会参加費 JBA法人会員、JBA個人会員(アカデミア所属): 無料
協力・協賛学会会員: 無料
JBA法人会員でない企業(事業者)に所属する個人会員: 5,000円(税込)
非会員: 10,000円(税込)
お申し込み 下記フォームより、お申込み下さい。
お問い合わせ 〒104-0032
東京都中央区八丁堀2-26-9 グランデビル8階
(一財)バイオインダストリー協会
TEL:03-5541-2731
(担当:矢田、秋元、穴澤)

お申し込みフォーム

10月25日12時をもってお申し込みの受付を終了しました。以降のお申し込みにつきましては担当者にご連絡ください。

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