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機関誌「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」
「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」は(一財)バイオインダストリー協会(JBA)が隔月で発行している機関誌です。 機関誌B&Iでは、飛躍的に発展するバイオサイエンスの最新情報を、バイオに携わる最前線の研究者が丁寧に解説しています。
バイオテクノロジーは、医薬、ヘルスケア、医療機器、食品、化学、エネルギー、環境等、広範な分野で使われています。B&Iは、基礎研究、応用研究だけでなく、産業化への展開などのテーマも数多く取りあげ、バイオ関連産業を担う企業やアカデミアの研究者、政策立案を行う官公庁の担当者、その他さまざまな方に購読いただいています。
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最新号目次
2021 VOL.79 NO.1
巻頭言
◆第2期におけるAMEDの研究開発推進について(三島良直)
解説
◆イネの茎伸長を制御するアクセル因子とブレーキ因子の発見(永井啓祐・芦苅基行)
要旨
植物の茎伸長には植物ホルモンのジベレリンが必要だが、それだけでは不十分である。イネの茎伸長を促進するアクセル因子と、抑制するブレーキ因子が発見され、その両方のバランスによって茎が伸長することが明らかになった。
◆代謝研究により明らかになりつつあるビタミンD群の生理作用(西川美宇・安田佳織・生城真一・榊 利之)
要旨
活性型ビタミンDは様々な生理作用を示し、その多くはビタミンD受容体を介したものであるが、それだけでは説明できないことも多い。筆者らのグループはゲノム編集法により4種類の遺伝子改変ラットを作製し、ビタミンDの多様な作用を解明すべく研究を進めている。本稿では最近、3種類の遺伝子改変ラットを用いて得られた知見を紹介する。
◆接木の成立メカニズムの解明と異科接木の農業利用(黒谷賢一・野田口理孝)
要旨
タバコ属植物はこれまで不可能とされてきた遠縁な植物との接木が可能である。本稿ではその分子機構について概説し、接木苗生産の効率を高める「接木チップ」、「接木カセット」と合わせた未来型農業への展開について紹介する。
◆作物生産におけるマルチオミクス解析の現状と課題(市橋泰範・二瓶直登)
要旨
マルチオミクス解析により篤農家の匠の技として伝承される作物生産技術等を科学的に可視化する解析手法を確立した。本稿では、本手法を使った研究を紹介し、技術的な課題とともに、その将来性について解説する。
トピックス
◆活性硫黄分子種によるエネルギー代謝とタンパク質劣化防止機能(髙田 剛・松永哲郎・赤池孝章)
◆フレイルの進行状態を反映する血液メタボライト(亀田雅博・近藤祥司)
◆認知機能を改善する熟成ホップ由来の苦味成分(阿野泰久)
◆花粉数を制御する遺伝子の発見(角井宏行・土松隆志・山﨑美紗子・清水健太郎)
◆腸内細菌RNAのセロトニン誘導による腸と骨の恒常性の制御(丸山健太)
◆ヘモグロビンA1cの直接定量を可能にする糖尿病診断酵素の開発(小川徳之)
◆温度応答性高分子を利用した抗体医薬品分離技術の開発(長瀬健一・金澤秀子)
◆腸内細菌科細菌TCA回路オペロンの3'末端sRNAによる関連代謝制御(宮腰昌利)
◆分子シミュレーションによる難溶性バイオマスの溶媒探索(宇都卓也)
◆魚類特有の粘膜抗体IgTの機能解明(瀧澤文雄・柴﨑康宏)
◆腸内細菌由来LPSは免疫細胞でのIL-10誘導を介して高血糖を抑制する(戸田郷太郎・山内敏正・植木浩二郎)
バイオの窓
◆ゲノムは遺伝子を単語とする文章である(か?)(齋藤 裕)
特集
◆第4 回バイオインダストリー奨励賞受賞者インタビュー
バイオプラスチック
◆微生物によるポリエステル生産とバイオプラスチックとしての利用(百武(石井)真奈美・柘植丈治)
NEDOスマートセルプロジェクト
◆国産ゲノム編集技術プラットフォームの確立(中村崇裕・刑部敬史・加藤義雄)
JBAニュース
◆第4回バイオインダストリー大賞、バイオインダストリー奨励賞表彰式・記念講演会を開催
◆BioJapan/再生医療JAPAN/healthTECH JAPAN 2020報告
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「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」までの道のり
酒精協会誌(1942年~1943年、第1巻)
JBAの前身は、1942年に創設された任意団体「酒精協会」で、第1巻第1号「酒精協会誌」は同年4月に発刊されました。しかし、当時の印刷用紙は配給制であったため、第1号第7巻~第12巻は2号合本で作製されたようです。
醗酵協会誌(1943年~1974年、第2巻~第33巻)
酒精協会は、1943年(昭和18年)に財団法人に認可、改称し、新たに「財団法人発酵協会」として活動スタートしました。それに伴い、「酒精協会誌」は「醗酵協会誌」として改題され、第2巻を発刊しましたが、戦中・戦後という時代の中で1948年(昭和23年)までは、複数号の合本での発刊、休刊が続きました。苦難の5年間を乗り越え、1949年(昭和24年)からは、6年ぶりに毎月発刊できるまでになりました。
発酵と工業(1975年~1988年、第34巻~第46巻)
1975年、「財団法人発酵工業協会」へと改組され、協会の新発足を機に、機関誌も「発酵と工業」と改題されました。
1983年には発酵工業協会内に、バイオインダストリーの振興とその健全な発展に寄与するため、「バイオインダストリー振興事業部(Bioindustry Development Center)」が開設されました。その後、1987年、発酵工業協会とその特別部会であるバイオインダストリー振興事業部とを発展的に改組、「財団法人バイオインダストリー協会(Bioindustry Development Center)」となりました。
バイオサイエンスとインダストリー(1988年~ 、第46巻~ )
「発酵と工業」、「BIDEC NEWS」の統合を行い、1988年4月より「バイオサイエンスとインダストリー」が生まれました。
