一般財団法人 バイオインダストリー協会

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機関誌「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」

「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」は(一財)バイオインダストリー協会(JBA)が隔月で発行している機関誌です。 機関誌B&Iでは、飛躍的に発展するバイオサイエンスの最新情報を、バイオに携わる最前線の研究者が丁寧に解説しています。

バイオテクノロジーは、医薬、ヘルスケア、医療機器、食品、化学、エネルギー、環境等、広範な分野で使われています。B&Iは、基礎研究、応用研究だけでなく、産業化への展開などのテーマも数多く取りあげ、バイオ関連産業を担う企業やアカデミアの研究者、政策立案を行う官公庁の担当者、その他さまざまな方に購読いただいています。
B&IはJBA法人会員、個人会員ご入会の方に無料でご提供しております。会員以外で購読をご希望の方は、1冊からご購入いただけます。この機会に、JBAご入会、B&Iご購読をぜひご検討ください。

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最新号目次

2019 VOL.77 NO.1

巻頭言

◆Connected Industriesの構築に向けて(石塚博昭)

目で見るバイオ

◆高速原子間力顕微鏡で生きた細胞表面の動態を見る(吉田藍子・鈴木勇輝・吉村成弘)

◆オルガネラから臓器までのpHを可視化する(花岡健二郎)

解説

◆超好熱アーキアの新規UDP-GalNAc生合成経路(河原林 裕)

要旨
グルコサミン6リン酸をガラクトサミン6リン酸に変換する新規酵素を発見したことにより、超好熱アーキアSulfolobus tokodaiiでの独立なUDP-GalNAc生合成経路の存在を実証した。本酵素は新規糖リン酸合成への応用が期待される。

◆細胞のラマンスペクトルから遺伝子発現プロファイルを推定する新手法(亀井健一郎・小林鉱石・中岡秀憲・若本祐一

要旨
従来技術でのオミクス情報の取得は細胞破壊を伴う。本稿では遺伝子発現情報をラマン散乱光から抽出する手法を紹介し、生細胞オミクスの可能性について議論する。また迅速で安価なトランスクリプトーム計測スキームを提案する。

◆下水汚泥を資源としたメタン生成促進(前田憲成)

要旨
下水汚泥のメタン発酵では、多種多様な微生物が複雑に相互作用し、加水分解、酸生成、メタン生成の反応が進行する。本稿では、筆者が行った、下水汚泥中の菌叢変化がもたらすメタン生成促進と炭酸利用に関する研究成果を紹介する。

◆酵母におけるオルガネラ間のステロール輸送機構(福田良一)

要旨
真核細胞の生体膜を構成する主要脂質であるステロールは、小胞体で合成された後、細胞膜や他のオルガネラ膜へ輸送される。酵母を用いた解析によりステロールのオルガネラ間の輸送機構が明らかになってきた。

◆水溶性シトクロムP450を固定化酵素として利用するために(平川秀彦)

要旨
細菌由来シトクロムP450は触媒活性を発揮するためには2 つの補助タンパク質を必要とする。自己集合する足場タンパク質を使うことにより、自己充足型酵素へと変換し、その利用性を大きく高めることができる。

◆生きたままで生体内pHを測定できる蛍光色素の開発(花岡健二郎)

要旨
新たな近赤外蛍光色素の開発によって、生きたままの生体内のpHを測定できる蛍光プローブの開発に成功した。それを用いて、細胞内リソソームおよびリサイクリングエンドソームや、動物体内の腫瘍や腎臓でのpH 測定に成功したので紹介する。

トピックス

◆第3のロドプシン:ヘリオロドプシンの発見(井上圭一・神取秀樹)

◆酵母のマルトース資化性をつかさどる遺伝子MAL73の同定(大舘 巧・畠中治代・大村文彦・小埜栄一郎)

◆デコイ分子を用いたベンゼンからフェノールへの微生物変換(唐澤昌之・荘司長三)

◆高速AFMによるエンドサイトーシス膜変形過程のライブセルイメージング(吉田藍子・鈴木勇輝・吉村成弘)

◆フラボノイド配糖体から二糖を遊離させる糸状菌由来加水分解酵素(小関卓也)

◆廃水中の難分解性1, 4- ジオキサンを分解する未知微生物群の動態(青柳 智・羽部 浩・尾形 敦・堀 知行)

◆精密ろ過膜を通り抜ける「ろ過性細菌」(中井亮佑)

◆腸内細菌叢による「ハイブリッド・ポリアミン生合成機構」(松本光晴)

国際動向

◆ドイツのバイオテクノロジー産業の概況、公的支援およびエコシステム(橋口 恵)

◆バイオエコノミー社会におけるバイオマス利用の動向(柴田大輔)

バイオの窓

◆"アラン・ドロン"になりたい(中村 聡)

産業と行政

◆教育研究の現場から国立大学の現状を憂う(横田 篤)

◆北海道のバイオ産業~更なる成長へ向けて~(工藤昌史)

機構紹介

◆アグリゲノム産業研究会-アカデミアと産業界の交流を目指して-(磯部祥子・岩田洋佳・布目 司)

JBAニュース

◆BioJapan2018/再生医療JAPAN2018

◆第2回バイオインダストリー大賞、バイオインダストリー奨励賞 表彰式・記念講演会を開催

バイオエンジニアリング研究会
◆中外製薬工業㈱浮間工場 バイオ医薬品原薬製造プラント(UK3)見学会(松野哲巌)

◆植物バイオ研究会活動報告(柴田大輔)

◆JBAの「バイオベンチャーダイレクトリー」の紹介
 ~国内バイオ産業のオープンイノベーション支援プラットフォームを目指して~

◆JBA発酵と代謝研究会 平成30年度第1回勉強会(上田賢志)

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「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」は、発刊時にJBAの会員にお送りしています。
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「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」までの道のり

酒精協会誌(1942年~1943年、第1巻)

JBAの前身は、1942年に創設された任意団体「酒精協会」で、第1巻第1号「酒精協会誌」は同年4月に発刊されました。しかし、当時の印刷用紙は配給制であったため、第1号第7巻~第12巻は2号合本で作製されたようです。

醗酵協会誌(1943年~1974年、第2巻~第33巻)

酒精協会は、1943年(昭和18年)に財団法人に認可、改称し、新たに「財団法人発酵協会」として活動スタートしました。それに伴い、「酒精協会誌」は「醗酵協会誌」として改題され、第2巻を発刊しましたが、戦中・戦後という時代の中で1948年(昭和23年)までは、複数号の合本での発刊、休刊が続きました。苦難の5年間を乗り越え、1949年(昭和24年)からは、6年ぶりに毎月発刊できるまでになりました。

発酵と工業(1975年~1988年、第34巻~第46巻)

1975年、「財団法人発酵工業協会」へと改組され、協会の新発足を機に、機関誌も「発酵と工業」と改題されました。
 1983年には発酵工業協会内に、バイオインダストリーの振興とその健全な発展に寄与するため、「バイオインダストリー振興事業部(Bioindustry Development Center)」が開設されました。その後、1987年、発酵工業協会とその特別部会であるバイオインダストリー振興事業部とを発展的に改組、「財団法人バイオインダストリー協会(Bioindustry Development Center)」となりました。

バイオサイエンスとインダストリー(1988年~ 、第46巻~ )

「発酵と工業」、「BIDEC NEWS」の統合を行い、1988年4月より「バイオサイエンスとインダストリー」が生まれました。

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