一般財団法人 バイオインダストリー協会

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機関誌「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」

「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」は(一財)バイオインダストリー協会(JBA)が隔月で発行している機関誌です。 機関誌B&Iでは、飛躍的に発展するバイオサイエンスの最新情報を、バイオに携わる最前線の研究者が丁寧に解説しています。

バイオテクノロジーは、医薬、ヘルスケア、医療機器、食品、化学、エネルギー、環境等、広範な分野で使われています。B&Iは、基礎研究、応用研究だけでなく、産業化への展開などのテーマも数多く取りあげ、バイオ関連産業を担う企業やアカデミアの研究者、政策立案を行う官公庁の担当者、その他さまざまな方に購読いただいています。
B&IはJBA法人会員、個人会員ご入会の方に無料でご提供しております。会員以外で購読をご希望の方は、1冊からご購入いただけます。この機会に、JBAご入会、B&Iご購読をぜひご検討ください。

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最新号目次

2022 VOL.80 NO.5

巻頭言

◆日本産酒類の魅力とは(福田 央)

目で見るバイオ

◆深層学習によって薬剤耐性菌の形態特徴を可視化する(西野-林 美都子・青木工太・西野邦彦)

◆糸状菌の菌糸成長のライブイメージング(竹下典男)

総説

◆化合物アレイを用いた分子標的阻害剤の高速スクリーニング(長田裕之)

要旨
官能基非依存的固定化法で作製した化合物アレイを用いた、新しい高速スクリーニング技術を紹介する。蛍光タンパク質を融合させたタンパク質ライブラリーを構築し、化合物アレイ上の化合物と融合タンパク質の相互作用に基づく本スクリーニング法は、生物種を問わず、広く医薬農薬の標的タンパク質に対する阻害剤探索を可能にした。実施例として、AIDSウイルス(HIV-1)のアクセサリータンパク質の1つであるVpr の阻害剤SIP-1、イネいもち病菌のメラニン合成酵素であるシタロン脱水酵素(SDH1)の阻害剤メラビオスチン、がん細胞の異常酸化ヌクレオチド除去酵素であるMTH1の阻害剤NPD9948の開発について述べる。

解説

◆ラビリンチュラ類のDHA合成系の多様性と好気的DHA合成経路の改変によるEPA、n-3DPAの生産(伊東 信)

要旨
海洋性真核単細胞生物ラビリンチュラ類のDHA合成系の多様性について解説する。ラビリンチュラ類で初めて見いだされたPUFA合成酵素非依存的な好気的DHA合成経路の改変によって、DHA以外の有用脂肪酸の発酵生産が可能になった。

◆作物による土壌の硝化抑制で地球環境にやさしい農業を(吉橋 忠・Guntur V. Subbarao・大髙潤之介)

要旨
窒素肥料の多くは作物に吸収されず、硝化に伴い農業由来の環境負荷となる。作物が硝化を抑制する生物的硝化抑制を活用することで、作物の生産向上と環境負荷低減を両立できる。生物的硝化抑制(BNI)強化コムギを開発し、効果を検証した。

トピックス

◆バイオプラスチックPHAのブロック共重合体合成酵素の進化工学的機能拡張(松本謙一郎)

◆アミノ酸配列データを駆使して高機能化酵素を創る!(中野祥吾・伊藤創平)

◆抗体医薬品の生産細胞内における凝集化を評価するライブセルイメージング技術(千賀由佳子・本田真也)

◆深層学習を用いた画像解析による薬剤耐性菌の判別(西野-林 美都子・青木工太・西野邦彦)

◆量子ビームを照射した当代植物のゲノム解析から見えてきた変異の特徴(北村 智)

◆マイクロ流体デバイスを用いた糸状菌菌糸の侵襲性の解析(竹下典男)

◆水晶体の窒素同位体分析における魚の回遊ルート推定法(原田洋太)

◆機能性ペプチドを担体としたスプレー噴霧による葉への一過的核酸導入法(小田原真樹・Chonprakun Thagun・沼田圭司)

◆細胞1つの種類を見分けて計数する新規細菌叢解析法(城口克之)

◆植物のサイクリン依存性キナーゼCDKAの光応答における新たな機能(井上夏実・藤田知道)

バイオの窓

◆AIによる代謝ネットワークの設計(田村武幸)

産業と行政

日本バイオ産業人会議(JABEX)の活動の軌跡(坂元雄二・小平邦彦・塚本芳昭)

バイオ医薬産業におけるCDMOの役割(倉田英之・安樂城敬太・大島康弘・石野哲也・養王田正文)

Food Bio Plus研究会発足および設立準備勉強会(座談会)概要(安田隆・坂元雄二・矢田美恵子)

国際動向

「生物多様性条約ポスト2020生物多様性枠組 第4回公開作業部会」参加報告(市原準二・野崎恵子・小山直人)

BIO International Convention 2022報告サンディエゴのバイオエコシステムについて(塚本芳昭・森下節夫・高倉薫・小平邦彦)

特集

第5回バイオインダストリー奨励賞受賞業績

◆海洋性紅色光合成細菌を利用したバイオ高分子生産(沼田圭司)

◆近赤外光線免疫療法の応用開発研究(佐藤和秀)

◆AIが駆動する画像情報識別セルソーター群の開発(太田禎生)

◆トマト生産省力化に寄与する単為結果性の分子機構解明と応用展開(有泉 亨)

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「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」までの道のり

酒精協会誌(1942年~1943年、第1巻)

JBAの前身は、1942年に創設された任意団体「酒精協会」で、第1巻第1号「酒精協会誌」は同年4月に発刊されました。しかし、当時の印刷用紙は配給制であったため、第1号第7巻~第12巻は2号合本で作製されたようです。

醗酵協会誌(1943年~1974年、第2巻~第33巻)

酒精協会は、1943年(昭和18年)に財団法人に認可、改称し、新たに「財団法人発酵協会」として活動スタートしました。それに伴い、「酒精協会誌」は「醗酵協会誌」として改題され、第2巻を発刊しましたが、戦中・戦後という時代の中で1948年(昭和23年)までは、複数号の合本での発刊、休刊が続きました。苦難の5年間を乗り越え、1949年(昭和24年)からは、6年ぶりに毎月発刊できるまでになりました。

発酵と工業(1975年~1988年、第34巻~第46巻)

1975年、「財団法人発酵工業協会」へと改組され、協会の新発足を機に、機関誌も「発酵と工業」と改題されました。
 1983年には発酵工業協会内に、バイオインダストリーの振興とその健全な発展に寄与するため、「バイオインダストリー振興事業部(Bioindustry Development Center)」が開設されました。その後、1987年、発酵工業協会とその特別部会であるバイオインダストリー振興事業部とを発展的に改組、「財団法人バイオインダストリー協会(Bioindustry Development Center)」となりました。

バイオサイエンスとインダストリー(1988年~ 、第46巻~ )

「発酵と工業」、「BIDEC NEWS」の統合を行い、1988年4月より「バイオサイエンスとインダストリー」が生まれました。

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