生物実験系と情報解析系の研究者が一つのプロジェクトで技術開発に取組み、ここで創出されつつある独自の微生物育種戦略を産学官連携で検証しているところですが、最終年度に向けて成果を可能な限り公表していくことで、プロジェクトに参画していない産業界の方々にも技術利用を検討していただける機会を増やしていきたいと考えています。今年度は、（一財）バイオインダストリー協会（JBA）が発行する機関誌バイオサイエンスとインダストリー第77巻第4号から全5回に分けて主要技術の紹介記事を連載していきます。そして、プロジェクトで開発した技術へのアクセスをしやすくするため、JBAホームページ内に技術紹介ページを今年度末に開設する予定です。どのような技術があるのかを知りたい場合や技術利用を検討したい場合には、マッチング窓口として活用していただきたいと思います。また、実際の技術開発を進める研究者や技術検証に関わる事業者による技術セミナー等を行い、スマートセル創出プラットフォームの構築と実証について解説をしていきます。 ＜2019年度技術セミナー＞2019年9月24日 第1回技術セミナー（御茶ノ水ソラシティ・カンファレンスセンター）2019年10月9～11日 BioJapan2019（パシフィコ横浜） NEDOブース出展、ブース内ショートプレゼンテーション2019年11月21日 第2回技術セミナー（TKPガーデンシティPREMIUM京橋）2019年12月18日 第3回技術セミナー（グランフロント大阪） NEDOフェスタin 関西 https://www.nedo-festa2019.com/ ------今後の予定------2020年3月28日 日本農芸化学会2020年度大会シンポジウム（九州大学）農芸化学会大会への参加登録が必要です。http://www.jsbba.or.jp/2020/参考文献1)（バイオテクノロジーシリーズ）スマートセルインダストリー －微生物細胞を用いた物質生産の展望－（久原哲監修）、シーエムシー出版 (2018)https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=54472)技術セミナー要旨集: https://www.jba.or.jp/activity/adv_biotech/rd_project/2220/連載予定の主要技術 (1)ハイスループット合成・分析・評価手法の開発 長鎖DNA合成・解析技術 神戸大学 メタボライトセンサ 千葉大学 メタボローム解析技術 神戸大学 プロテオーム解析技術 大阪大学 自家蛍光顕微鏡開発 筑波大学 (2)高生産性微生物設計システム 代謝設計・収量最適化技術 理化学研究所 タンパク質高機能化技術 産業技術総合研究所 ネットワークモデル構築技術 産業技術総合研究所 文献・公開・測定データを統合した知識ベース 京都大学 20
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