バイオファウンドリ(関西圏)

神⼾DBTLバイオファウンドリ

DBTLバイオファウンドリによる超⾼速スマートセル育種

神⼾⼤学

技術の説明

神⼾DBTLバイオファウンドリでは、独⾃に開発した⻑鎖DNA合成技術やハイスループット組み換え技術、⾼速・⾼精度の細胞代謝物測定技術を組み合わせることで、⽬的物質の⽣産能⼒を⼤幅に⾼めた細胞である「スマートセル」を従来の5分の1以下の期間で開発できます。バイオファウンドリ実験室をオープンイノベーション拠点に「スマートセル開発プラットフォーム」のプロトタイプとして広く活⽤することにより、ターゲットとする特定の物質に対するスマートセルを⾼速で構築し、⾼機能な化学品や医薬品原料などをバイオプロセスにより効率よく⽣産する次世代産業「スマートセルインダストリー」の創出を⽬指しています。

応用先

  • 化学合成では⽣産が難しい有⽤物質創製をお考えの⽅
  • 有⽤物質の⽣産性向上をお考えの⽅
  • データ駆動型研究にご興味のある⽅

参考資料

  • Vavricka, CJ. et al.: Mechanism-based tuning of insect 3,4-dihydroxyphenylacetaldehyde synthase for synthetic bioproduction of benzylisoquinoline alkaloids, Nat. Commun., 10(1), 2015 (2019)
  • Hilton, N. et al.: Building a global alliance of biofoundries, Nat. Commun., 10(1), 2040 (2019)
  • Vavricka, CJ. et al.: Machine learning discovery of missing links that mediate alternative branches to plant alkaloids, Nat. Commun., 13(1), 1405 (2022)
  • 蓮沼誠久ほか︓微⽣物の⾼速育種を実現するスマートセル創出プラットフォーム, 化学⼯学, 86(4), 157-160 (2022)
  • 特願2020-203335

最終更新日:2022年11月12日 23:35