バイオファウンドリ(関東圏)

バイオマス残渣の前処理技術としての新加⽔分解技術の適⽤

〜廃棄されている⾮可⾷バイオマスを化学品原料に〜

Green Earth Institute(株)、
(株)⼩桝屋

技術の説明

背景

現在の発酵産業では、原料として、トウモロコシやサトウキビ等を原料とした糖が使われているが、⽇本はもっぱらこれらの糖を輸⼊している。そのため、国産の発酵製品は値段が⾼く、海外品に⽐べてコスト競争⼒が弱い要因の1つとなっている。

本研究開発の内容

本研究開発では、⽇本国内で廃棄されているようなバイオマス残渣(⾮可⾷バイオマス)を発酵原料として使うことを⽬的として、以下の2つのアプローチを⾏う。

  • バイオマス残渣を発酵原料としようとする場合、糖化の前の処理(前処理)が必要なことが多い。前処理技術としては、酸処理、アルカリ処理等多くの⽅法があるが、いずれも課題を抱えており、コストを上げる要因となっている。本研究開発では、新しい前処理技術によって、短時間・⾼効率で前処理を実施し、糖のコストを下げることを⽬指す。
  • バイオマス残渣といっても、数多くの種類のものが廃棄されており、それらの中で、バイオリファイナリーの原料として適したものを選別し、検証を実施する。

現在(2022年6⽉末)までの実施内容

  • 前処理装置の発注を完了し、新設の研究施設(関東圏バイオファウンドリ拠点)において、2023年3⽉からの稼働を⽬指す。
  • バイオマス残渣のリストを作成しつつ、その中で、バイオリファイナリーの原料として有⽤性の⾼い6種類のバイオマスについて成分分析を実施した。

応用先

  • ⾷品残渣や農業残渣をバイオリファイナリーの原料として活⽤するための前処理
  • 発酵メーカーが国内で原料を⾒つけるための選別

参考資料

⾷品残渣や農業残渣等のバイオマス残渣のリスト(例)

最終更新日:2022年11月12日 23:35