個別技術紹介

微⽣物⽤シングルユース(SU)システムの開発

〜多様な品⽬を、素早く、試作するために〜

常翔学園 ⼤阪⼯業⼤学

技術の説明

ニーズ︓微⽣物⽤SUバッグ培養システムは、バイオ⽣産で⾼額になりがちな固定費(⾼額な設備導⼊に伴う減価償却費、⼈件費など)を削減する効果が期待される。異物混⼊のない⽣産、低頻度⽣産における維持費削減、定置滅菌・洗浄では不安が残る菌種、など、SUに必然性がある場合も。

課題︓SUバックの低コスト化。動物細胞⽤に開発されたSU培養システムの構造(通気・攪拌型)を微⽣物⽤に転⽤すると、SUバックは更に⾼コストに。

取組み︓低コスト化が可能な気泡塔型(攪拌⽻根レス)構造で、標準培養条件を満たす酸素供給能を有するSUバック培養システムの開発。微細泡発⽣器の活⽤。センサー類の光学化(⾮侵襲化)、シングルユース化。微⽣物培養⽤の運⽤策定による無菌接⼿類の使⽤点数削減。

応用先

  • 多様な品⽬の試作品製造、および実製造
  • ⾼純度(異物混⼊を避けねばならない場合)な品⽬の試作品製造、および実製造
  • 胞⼦など培養後の滅菌・洗浄に難易度が⾼い品⽬の試作品製造、および実製造

など

参考資料

※実機は⼤阪⼯業⼤学バイオものづくりラボに設置されています。気軽にお問合せください。

最終更新日:2022年11月12日 23:35