個別技術紹介

Individual Technology

酵素改変設計技術


亀田 倫史
国立研究開発法人産業総合研究所

theme

要旨

分子動力学(MD)シミュレーションを用いて酵素を分析し、高活性変異体を推定する。

研究の内容

本研究では、分子動力学(MD)シミュレーションを用いて、酵素の高活性化に取り組んだ。

シミュレーションにより、酵素・活性部位付近での基質の向き・動きを解析することにより、高活性化すると思われる変異体を推定した。
本手法によって設計した変異体を用いて、反応生成物分率が最大で8.6倍、反応量は最大で6.3倍向上することを実験で確認している。

産業界などへのアピールポイント

本手法は立体構造が解かれている酵素であれば、なんでも適用することができる。

最終更新日:2022年11月14日 12:32