花屋
夢の青いバラ
今まで、「バラ」には青色がありませんでした。それは、「バラ」が青い遺伝子をもっていなかったからです。
不可能といわれていた「青いバラ」が、遺伝子組換え技術により世界で初めて日本で開発されました。約14年という長い月日の研究により、2009年11月、一般販売がスタートしました。
結婚式の人気者！青いカーネーション
遺伝子組換え技術により誕生した、世界で初めての青紫色のカーネーションは、花持ちが良く、種類によっては最長で1ヵ月程度咲き続けます。
「サムシング・ブルー」といい、青いものを身につけると幸せになるという、結婚式で人気の「青いカーネーション」です。
品種改良された花が続々デビュー
花屋さんの店内には、多種多様、たくさんの花が並んでいます。ほとんどの花が品種改良されているといっても過言ではありません。これからも、美を競い合う花が私たちの目を楽しませてくれることでしょう。
バイオ技術
遺伝子組換え技術
遺伝子組換え技術は目的とする性質を持つ『遺伝子』だけを入れる技術で、品種改良の最先端技術です。従来の品種改良より、新品種の開発にかかる時間が短縮でき、望んでいる性質が確実に得られる等の利点があります。
バイオ技術
品種改良
品種改良は、バイオ技術のひとつです。人間にとってよりよい性質に改良する技術であり、野菜、くだもの、肉、そして花は、ほぼ全て品種改良されています。日本では、江戸時代の頃から朝顔の「交配」が盛んに行われ、品種改良の花を楽しんでいました。