みんなのバイオ学園

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機能性農作物の研究

遺伝子研究でできる、新しい農作物の技術をご紹介します。

1.従来の大豆の3〜4倍【高オレイン酸大豆】

遺伝子組換え」で、オレイン酸の含有量を従来の大豆の3〜4倍に高めた大豆です。オレイン酸は、体に良い油として人気を集めているオリーブ油にも含まれている脂肪酸で、悪玉コレステロールを下げる働きをもち、生活習慣病の予防に役立つといわれています。

2.体質・体調に合わせて選択【多機能性イネ】

さまざまな性質を持たせたイネの研究開発が進められています。

  1. 糖尿病に効果がある
  2. 花粉症緩和に効果がある
  3. 低アレルギー性
  4. 高栄養素
  5. コレステロール抑制

3.世界の子供たちの健康増進のために。

①ベータカロテンで栄養改善【ゴールデンライス】

世界中で4億人がビタミンA欠乏症で苦しんでおり、毎年200万人の子供が亡くなっています。そして今、体内でビタミンAに変わるベータカロテンを「遺伝子組換え」で多く含ませたお米「ゴールデンライス」に期待がよせられています。

②病気の予防に【ワクチン入りバナナ】

熱帯地域の伝染病にコレラがあります。ただし、ワクチンの接種にはかなりの費用がかかるため、多くの子供たちが治療を受けられていないのが実情です。「遺伝子組換え」によりコレラワクチンを含んだバナナが、熱帯地域の人たちを救う可能性を持っています。

4.おいしいカフェインレスコーヒー

従来のカフェインレスコーヒーは、カフェインをとり除く課程で、うま味成分にも影響をおよぼしていました。そして現在、味、香り、コクなどコーヒー本来のおいしさをそのままに、カフェインの含有量のみを減らすことが科学的にも実証された、「コーヒーの木」の研究開発が進められています。

心筋梗塞、妊娠中の方、睡眠障害など、カフェインがもたらす影響でコーヒーが飲めなかった方にも、近い将来おいしいコーヒーが飲めるようになりそうです。

5.青いバラ・青いカーネーション

カーネーションに、ペチュニアの青色色素を作る遺伝子を組込んで開発されたのが「青いカーネーション」です。

2004年の6月、ついに不可能の代名詞と言われた「青いバラ」が誕生しました。これはパンジーから取り出した青色色素を作る遺伝子を組込むことにより、バラの中で青色色素を作り出し、花色の変化を実現させたものです。

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バイオ農作物コース メニュー

  1. 農作物・品種改良年表
  2. トマトと品種改良
  3. 原種野菜と品種改良
  4. 機能性農作物の研究
  5. 「青いバラ」ができるまで

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